並んでも食べたい名物うなぎ料理

さまざまな飲食店が軒を連ねる人吉市紺屋町。中でも、昼時に長い行列ができることで知られているのが、創業100余年のうなぎ専門店「上村うなぎ屋」です。
“焼きは一生”と語る4代目の主人が手がける蒲焼きは、5日~10日ほど真水で泳がせて身の引き締まった活きウナギを、注文ごとにさばいて炭火で焼き上げたもの。ぱりっとしたうなぎの皮と、ほどけるようにやわらかな身、甘すぎずに上品なたれが三位一体となっています。米は地元産の無農薬米を使用し、木炭も地元産というこだわりです。
古民家風の店内は昔ながらの町屋造りで、囲炉裏のある落ち着いた雰囲気。朴葉(ほおば)の上で野菜や味噌と一緒に焼き上げる「朴葉焼き」など、多彩なメニューがそろいます。並んででも一度は食べてほしい、名店中の名店です。