1. 明八橋

明八橋

【投稿日】2013年11月01日(金)| 熊本発

明治8年(1875)架設。風情あふれるアーチ型橋

精巧な石組みに技術の高さがうかがえる「明八橋」

東京の「日本橋」や「江戸橋」、皇居の「二重橋」などを架設した明治の名石区・橋本勘五郎が手がけた橋。明治8年(1875)に架設されたことから「明八橋」と呼ばれています。

熊本市内を流れる坪井川に架かり、新町2丁目と西唐人町を結びます。単一アーチ型の橋の繊細な石組に、石工たちの匠の技を見て取れます。周辺にはレトロな街灯やベンチが設けられ、春には桜の名所として人気を集めています。地元の人の散策スポットにもなっています。

昭和57年(1982)までは車両が通っていましtが、新たに架設された「新明八橋」に役目を譲り、現在では人と自転車のみが通行可能です。橋本勘五郎が熊本県内で手がけた橋は、他にも「通潤橋(つうじゅんきょう)」や「霊台橋(れいたいきょう)」などがあります。また、すぐ近くにある明治10年(1877)に架設された「明十橋」もその一つで、それぞれの橋の上から互いの橋を見ることができます。

【住所】
熊本県熊本市中央区新町2

【電話番号(問い合わせ)】
096-328-2393(熊本市観光振興課)

【交通アクセス】
・鹿児島本線JR上熊本駅前から熊本市電B系統で9分の新町電停で下車、徒歩4分
・熊本インターチェンジから国道57号経由で約10キロ、約30分

【投稿日】2013年11月01日(金)【投稿者】たびらい編集部

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