
熊本市は、下水道創設70周年を記念し、市ゆかりの人気漫画家・吉崎観音さんの代表作「ケロロ軍曹」のイラストをあしらったマンホール2基を設置しました。
設置したのは、花畑広場(中央区)の歩道とJR熊本駅新幹線口(西区)の駅前広場の2カ所。また、観賞用として、市水の科学館(北区)に同じデザインのマンホールのふた2枚を展示しています。
熊本市内で小中学校時代を過ごした吉崎さんは市の親善大使を務めており、ケロロ軍曹のイラスト使用を快諾。マンホールのふたは直径60センチで、加藤清正にふんしたケロロ軍曹と仲間たちが色鮮やかにデザインされています。

同局によると、市の下水道事業は戦災復興事業として1948年12月に着手。下水道管の総延長は2017年度末で2618キロに及び、金峰山周辺など山間部を除く約65万5000人の生活を支えています。同局の担当者は「下水道は水質保全と公衆衛生の大事な役割を担っている。足元に目を向け、下水道の重要性に思いをはせるきっかけにしてほしい」と話しています。
熊本に訪れた際には、ぜひ「ケロロ軍曹」のマンホールを探してみてはいかがでしょう!