1. 博多祇園山笠が開幕 櫛田神社の飾り山笠に日本武尊と如水

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博多祇園山笠が開幕 櫛田神社の飾り山笠に日本武尊と如水

【投稿日】2018年07月03日(火)| 福岡発

熊襲征討の一場面を描いた「日本武尊征熊襲」

777年の伝統を誇る「博多祇園山笠」が平成30年(2018)7月1日(日)に始まりました。福岡市博多区を中心に14カ所で飾り山の公開がスタート。クライマックスとなる15日早朝の「追い山笠」まで博多の街は山笠一色に染まります。

躍動的な飾り山(写真は日本武尊征熊襲)

1日から9日までは、いわゆる「静の期間」で、山笠は走りません。この期間中は、豪華絢爛な飾り山笠を見物しながら、博多のまちを散策してみてはいかがでしょう。スタート地点として博多祇園山笠の拠点である櫛田神社から始めるのがおすすめです。

如水の活躍を表現する「如水九州平定功」

同社の今年の飾り山笠は、表(櫛田神社に向いた面)が「日本武尊征熊襲(やまとたけるのみことくまそをうつ)」で、見送り(裏側)は「如水九州平定功(じょすいきゅうしゅうへいていのいさおし)」です。

追い山にむけ準備の進む櫛田神社境内

表の人形師は川崎修一氏。日本武尊の名前の由来となる熊襲征討の一場面です。見送りは、人形師の室井聖太郎氏が担当。信長、秀吉に仕え天下一の知恵者とうたわれた如水が、優れた知略と篤い人望を駆使し、縦横無尽に九州平定を成す場面となっています。

どちらも躍動的に表現されており、遠くからと近くから見比べると、違った表情が楽しめますよ。

飾り山散策は櫛田神社を拠点にスタートするのがおすすめ

【期間】
平成30年(2018)7月1日(日)~7月15日(日)

【場所】
飾り山笠/博多周辺の14カ所
福岡県福岡市博多区上川端町1−41(櫛田神社)

【問い合わせ(電話番号)】
092-291-2951(櫛田神社)

【交通アクセス】
車(レンタカー)
・JR「博多駅」から県道43号線(大博通り)、国道202号線(国体道路)で約10分。
・西鉄「福岡天神駅」から国道202号線(国体道路)で約5分。

電車
・福岡市地下鉄空港線「祇園駅」2番出口から徒歩約5分。
・福岡市地下鉄空港線「中洲川端駅」5番出口から徒歩約6分。
・福岡市地下鉄箱崎線「呉服町駅」1番出口から徒歩約8分。

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