
平成29年(2017年)3月25日土曜日、熊本県玉名郡南関町にある坂下阿蘇神社では、夏を越して五穀豊穣を祈る祭り「夏越祭」が行われる。毎年3月の第4土曜日に開催されており、神事の後は舞踊の用能なども行われる。
昔、拝殿が焼失したおり、折り悪く疫病も広がったため、当時の氏子がその再建に多大な苦労を重ね、その相次ぐ災難から逃れられるように行った「難越し祭」が始まりといわれる。近年では、厄除けの「難越し祭」から無事に夏を越して五穀豊穣を祈る「夏越祭」へと名称が改められた。
境内には夏越の祓の神事としてよく見られる「茅の輪」が用意される。茅の輪は、茅で作られた大きな輪で、輪の中を数字の8の字を描くようにくぐると、病気や災いを免れると言われている。
神社周辺には食べ物などの露店が並び、夜には花火も上がる予定だ。
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