あらゆるものに感謝する気持ちを込めた祭り

都城の総鎮守(そうちんじゅ)と言われる神柱宮(かんばしらぐう)の六月灯(ろっがっどう)に合わせて毎年7月8日、9日に行われる「都城六月灯 おかげ祭り」。六月灯とは、旧薩摩藩領内の各地で行われる、無病息災・豊作を祈る夏祭りのことで、7月に入ると、ほぼ毎日市内のどこかで花火が打ち上げられ、露店の灯が並び賑わいます。

平成29年(2017)7月8日(土)の宵祭り(献灯祭)では、9基の明かりを灯した高さ4メートルの大灯籠山車や、笛や太鼓の囃子手を乗せた4基の台車が市街地の八坂神社から神柱宮までをゆっくりと風情豊かに練り歩きます。
また、7月9日(日)の本祭りでは、直径2.5メートルのおかげ太鼓を奉納後、獅子舞が披露され、4基のみこしが神柱宮まで巡行します。