
高千穂町にある神楽酒造が製造する、焼酎と日本酒の製法を融合させた新しい種類の酒「日本芋酒(にほんいもざけ)」が販売中だ。これは本格焼酎の紫いもの焼酎もろみを蒸留せずに日本酒のように搾ったもので、ワインでも焼酎でも日本酒でもない。
日本芋酒は、紫いも由来の食物繊維や赤ワインと同程度のポリフェノール、みかん二つ分程度のクエン酸を含むほか、いもの香りとほのかな甘み、焼酎麹の酸味を持つ。赤ワインのような鮮やかな色と、さっぱりとした飲み口が特徴だ。
保存料無添加の100%生酒なので、賞味期限は製造日から6カ月。冷蔵保存が必要なことから通常はインターネット販売のみで取り扱われているが、4月21日(木)~4月27日(水)の期間、東急百貨店渋谷駅・東横店の地下1階で試飲即売会が行われている。