1. 余市の人気観光スポット22選

特集

現地スタッフが厳選した旅行と観光に関する「便利」で「すぐに役立つ」情報をまとめた特集記事を紹介しています。

余市の人気観光スポット22選

施設・見学

余市旅行の初心者はまずココへ!誰もが楽しめる余市の体験施設や見学スポットを紹介。

01

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

観光客が後を絶たない魅力ある見学スポット

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

昭和9年(1934)、「日本のウイスキーの父」と呼ばれる創業者・竹鶴政孝氏により開設された、広大な敷地を持つウイスキー蒸留所。JR余市駅からすぐの場所にあります。レンガ造りの歴史ある建物群は、今も現役の工場として稼働。「竹鶴」「余市」をはじめとしたニッカ製品が醸造されています。ガイド付きの無料見学、試飲、ショッピングも楽しめ、その充実した内容から、2016年には旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表する「行ってよかった!無料観光スポット」の全国10位にもランクイン。NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の舞台となったこともあり、人気と魅力が近年さらに高まりました。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町黒川町7-6
【交通アクセス】
JR余市駅から徒歩約5分。札幌中心部から車の場合、高速道路を経由して約1時間
【営業時間】
9時~17時
【休業日】
12月25日~12月31日、1月1日~1月7日
【料金】
見学無料
【駐車場】
無料駐車場あり(40台)
【問い合わせ】
0135-23-3131

02

道の駅 スペースアップルよいち

毛利衛さんにちなみ宇宙体験もできる道の駅

余市町 道の駅「スペースアップルよいち」

JR余市駅やニッカウヰスキー余市蒸留所から程近い、国道229号沿いにあります。メイン施設は、余市町出身の宇宙飛行士・毛利衛さんにゆかりを持つ宇宙記念館「スペース童夢」。太陽系の天体を体感できる3Dシアターや、最新のCGドーム映像によるプラネタリウム、宇宙での実験や生活を学べるコーナーなど、遥かなる銀河ロマンを大人も子どもも楽しめます。宇宙雑貨や、10種以上のNASA仕様「宇宙食」が手に入るのも、この施設ならでは。また、道の駅売店では、「フルーツのまち 余市」で獲れた果物をはじめ、地元の農水産物を直売。時期によって旬の顔ぶれが変わります。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町黒川町6-4-1
【交通アクセス】
国道229号沿い
【営業時間】
売店:9時~18時(夏期)、9時~16時30分(冬期)
スペース童夢:9時~17時 ※入館は16時まで(4月第3土曜~11月末。冬季は休業)
【定休日】
売店:無休(夏期 4月中旬~11月上旬)、毎週月曜日(冬期 11月上旬~4月中旬 ※月曜日が祝日の時は翌日)
スペース童夢:月曜日
【料金】
大人500円、小・中学生300円、幼児無料(スペース童夢)
【駐車場】
無料駐車場あり(110台)
【問い合わせ】
0135-22-1515(余市振興公社)0135-21-2200(スペース童夢)

03

余市町観光物産センター エルラプラザ

お土産と観光情報を網羅した駅隣接の施設

JR余市駅に隣接する、土産物ショップを中心とした施設。農産物、加工品、銘菓などの特産品が豊富に揃います。道内一の収穫量を誇るりんごで作られた100%ジュースや、余市産ワインは定番の人気商品。さらに喫茶コーナーでは、地元産の果物やワインの味が並ぶジェラート(夏季限定)と、手作りのアップルパイが名物で、美味しいと口コミでも評判です。館内には観光パンフレットも揃えてあり、周辺の見どころを調べながらひと休みができます。2階には、「ジャンプ王国余市展示ホール」が。オリンピックのメダリストを含む、余市が生んだスキージャンプ選手たちのスキー板や優勝カップなど、約200点を展示。あわせて立ち寄りたいスポットです。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町黒川町5丁目43
【交通アクセス】
JR余市駅駅内
【営業時間】
9時~18時
【定休日】
夏季無休、冬季は月曜日(祝日の場合は翌日)
【駐車場】
マイロード駐車場(エルラプラザ横) ※無料?
【問い合わせ】
0135-22-1515

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[たびらいセレクション]

04

フゴッペ洞窟

古代の息吹を感じられるパワースポット

余市町 フゴッペ洞窟

各国から学者や研究者も訪れる、歴史的・世界的に貴重な遺跡。昭和28年(1953)に国指定の史跡となりました。洞窟は、およそ5000年前に波の侵食でえぐられてできた海食洞。その内部の岩壁に、続縄文時代後半に彫られたと推測される200を超す刻画が残っています。同様の遺跡は、隣町・小樽市の手宮洞窟でも発見されましたが、ほか国内では見られる場所はありません。海水浴に来ていた中学生によって昭和25年(1950)に偶然発見されるまで、気づかれることなく眠っていたというエピソードも神秘的です。洞窟は、風化を防ぐためカプセル式の施設で保護され、一般に展示公開されています。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町栄町87番地
【交通アクセス】
JR余市駅からバスで10分
【開館時間】
9時~16時30分
【休館日】
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、冬期閉館(12月中旬から4月中旬)
【料金】
大人300円、小中学生100円
【駐車場】
あり
【問い合わせ】
0135-22-6170

05

旧下ヨイチ運上家

アイヌと和人の商取引の様子を学べる

アイヌ人との交易を行うため、かつて松前藩が設けた拠点の建物が、「旧下(しも)ヨイチ運上家(うんじょうや)」。現存する唯一の運上家として、1971年、国の文化財に指定されました。趣ある外観を鑑賞するとともに、夏季は建物の中も見学が可能。松前藩から交易を請け負った商人と、アイヌ民族との間でどのようなやりとりがなされたのかを、各部屋の持つ役割をまじえて等身大の人形や当時の道具などで分かりやすく再現。週末など日によっては、ボランティア説明員がさらに丁寧な解説を加えてくれることもあり、より興味深く歴史を知ることのできる施設となっています。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町入舟町10
【交通アクセス】
中央バス「余市町役場前」下車、徒歩10分
【開館時間】
9時~16時30分
【休館日】
毎週月曜日、祝祭日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館) ※冬季休館(12月中旬~4月上旬)
【料金】
大人300円、小・中学生100円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-23-5915

06

旧余市福原漁場

ニシン漁全盛期の時代の面影が残る

余市町 旧余市福原漁場

福原漁場(ぎょば)は、ニシン漁が賑わっていた時代、幕末から余市に定住し漁を行っていた福原家所有の建物群。漁夫たちが寝泊まりする主屋(番屋)、食料などを保管する米味噌倉のほか、文書庫、網倉、干場・白子干場など、修理・復元された建物が広い敷地内に残っており、当時の番屋構造の工夫や、漁業、生活の様子を感じられます。NHK朝の連続ドラマ「マッサン」では、主人公と大きく関わりを持つ漁師の親方が暮らす、番屋のモデルとなりました。実際にドラマで使用されたダルマストーブなども展示され、ファンなら場面をイメージしながら楽しむこともできます。内部見学は夏季のみ。解説員がいる日には、希望すれば無料で詳しくガイドを聞けます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町浜中町150-1
【交通アクセス】
中央バス「浜中駅」下車、徒歩2分
【開館時間】
9時~16時30分
【休館日】
毎週月曜日、祝祭日の翌日(月曜日が祝日の場合は開館) ※冬季休館(12月中旬~4月上旬)
【料金】
大人300円、小・中学生100円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-5600

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[たびらいセレクション]

07

よいち水産博物館・歴史民俗資料館

まちの歴史を知る貴重な資料を展示

江戸時代から、ニシンの千石場所として栄えた余市。まちの発展も、まさにニシンとともにありました。博物館では、漁と寄り添いながらの住民の暮らしに根付いた物品や文化を紹介。弁財船の模型や、番屋の宴会で使われた大皿、漁師の日用品、漁業やニシンの加工に用いられた道具など、さまざまな資料が展示されています。また、併設の歴史民俗資料館では、町内にある遺跡からの出土品をはじめ、入植してきた会津藩や、アイヌ民族関連の資料なども展示。2館あわせて、余市の歴史を総合的に学べます。施設は、余市町を見渡す、モイレ山と呼ばれる小高い丘の頂上にあります。この山の北側には、「旧下ヨイチ運上家」が建っており、すぐそばの海岸が松前藩時代の交易の拠点となりました。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町入舟町21
【交通アクセス】
中央バス「余市役場前」下車、徒歩10分
【開館時間】
9時~16時30分
【休館日】
毎週月曜日、祝祭日の翌日、年末年始 ※冬季休館??
【料金】
大人300円、小・中学生100円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-6187

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自然

北海道といえばやっぱり大自然!余市の豊かな自然や美しいビュースポットを紹介。

01

ローソク岩

天に向かってそびえる、余市のシンボル岩

余市町 ローソク岩

余市市街から国道229号線を積丹半島へ向かい、車で7キロほど行くと日本海沖に見えてくる、不思議な形の巨大な岩。空に向かって細長く垂直に立ち、その高さは約46メートル。特徴的な姿が目を引く、余市町のシンボル的な奇岩です。夏季の晴れた早朝には、朝日が岩の先端にちょうど重なることで、ローソクに火が灯ったような美しい風景を見られることがあります。また2016年春には、岩の先端の一部が自然に崩れていたことが確認され、より"ローソクっぽさ"を増したと地元や新聞でも話題となりました。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町潮見町沖
【交通アクセス】
JR余市駅から車で約20分
【駐車場】
無料駐車場あり
【問い合わせ】
0135-21-2125(余市町役場 商工観光課)

02

えびす岩・大黒岩

並んで立つ姿がユニークな2つの奇岩

ローソク岩と同じく、積丹半島を代表する奇岩。国道229号から旧道に入った海岸線のすぐそばに、2つの岩が並んで立っています。「えびす岩」は、海水の浸食で根元がかなり削られ、逆三角のような不安定な姿に驚かされる形をしています。海に刺さるように立ち、倒れないかと思わず心配になる風貌です。その隣で、小さな鳥居を頭に乗せているふっくらとした岩が、「大黒岩」。双方を指して「夫婦岩」とも呼ばれ、2つのシルエットのコンビネーションがユニークです。名の由来は、商売繁盛・五穀豊穣をもたらす七福神の、「えびす様」「大黒様」に姿が似ていることから。撮影スポットとしても人気の岩です。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町白岩町沖
【交通アクセス】
JR余市駅から車で約15分
【駐車場】
なし
【問い合わせ】
0135-21-2125(余市町役場 商工観光課)

03

シリパ岬

余市町のシンボルのひとつ。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部をなし、積丹半島の東の付け根に位置しています。「シリパ」とは、アイヌ語で「山の頭」の意味。標高295.8メートルのシリパ山がまちの端にそびえ、その頂が海に突き出すようにして断崖絶壁の岬を形成しています。夕暮れ時、離れたところから眺めると、台座のような岬の頭を夕日がかすめて沈んでいく光景がとても美しい風景です。この様子から、「サンセットダイヤモンドヘッド」とも称され、古くから景観美が親しまれています。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町
【交通アクセス】
JR余市駅から約6キロ
【駐車場】
なし
【問い合わせ】
0135-21-2125(余市町役場 商工観光課)

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ワイナリー・フルーツ

見学・食事やお土産選びが楽しめるワイナリー、四季折々のフルーツが味わえる農園を紹介。

01

余市ワイナリー

余市葡萄酒醸造所の敷地内に、2011年にオープン。コンパクトな敷地ながら充実した施設が揃います。レストランは、名物の石窯焼きピザのほか、道産牛のハンバーグなど、ワインとともに楽しめるメニュー展開で人気が高いワイナリーです。カフェ&ベーカリーでは、余市ワイン"ナイアガラ"を使用したソフトクリームや、アップルパイ、クロワッサンがおすすめ。そしてお腹を満たしたら、ワイン工場の見学や、直営ショップでのお土産選び、ギャラリーでのアート鑑賞など、思い思いに過ごすことができます。ショップには「余市ワイン」が全種類並び、そのすべてが試飲可能。自分にぴったりの1本を見つけて購入ができます。果汁100%のぶどうジュースなども揃えているので、ワイン好きはもちろん、アルコールを飲まない人や子ども連れでも買物を楽しめます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町黒川町1318番地
【交通アクセス】
JR余市駅から車で5分
【営業時間】
・レストラン/11時30分~16時(ランチLo.14時30分、以降ピザ、ドリンクのみ)
・カフェ&ベーカリー/10時~16時
・ワインショップ/10時~17時
・ギャラリー&アトリエ/10時~16時30分(4月~10月のみ営業)
【定休日】
火曜日(11月~12月・5月) または 火・水曜日(1月~4月末)  
※変更がある場合あり ※ギャラリーは11月~3月休館
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-23-2205(レストラン)/ 0135-22-3375(カフェ&ベーカリー)/ 0135-21-6161(ワインショップ・ギャラリー&アトリエ)
【備考】
工場見学の醸造工程は、ぶどうの収穫時期(醸造作業時期)のみ稼働

02

OcciGabi(オチガビ)ワイナリー&レストラン

2013年9月、余市の丘陵地にオープンした新しいワイナリー。ぶどう畑の中に溶け込むおしゃれな建物が印象的。大きな窓でぐるりと視界が開けた気持ちの良いレストランでは、ぶどう畑を眺めながら、そのぶどうでできたワインと一緒に、上質なフレンチを楽しめます。A・B・Cの3コースが用意されたランチは、前菜、メインディッシュ、自家製の天然酵母パンなど、道産食材も活かして作られた丁寧な味。景観と空間の美しさ、ワイン・料理の彩りと味わいで、気持ちまで豊かになれます。また、併設のショップでは、オチガビワインのほか、ワインに合う料理食材などを販売。施設はワイナリーリゾートを目指しこれからも進化予定で、今後も要注目です。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町山田町635
【交通アクセス】
JR余市駅から車で約10分
【営業時間】
11時~17時/ショップ・喫茶
11時~17時(Lo.15時30分)/食事
17時~20時(Lo.18時30分)/ディナー ※ディナーは前日までの予約制
【定休日】
水・木曜日は食事提供なし。祝日の営業については電話にて要問い合わせ
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-48-6163
【備考】
小学生未満の入場は不可

03

フルーツプラネット

市街中心部を抜けた国道5号線沿いの、真っ赤な壁が目印の店。「フルーツのまち・余市」の美味しい果物と、道産食材を使用した本物のスイーツを味わってほしいと、2014年7月にオープンしました。余市の自社農園から直送する完熟果実を使い、クレープやスムージー、ジェラートを手作り。ブルーベリー、ラズベリー、いちごなど、フレッシュな果物の味そのものが楽しめます。フレーバーには、さくらんぼ、すももといった時期限定の旬メニューが登場することも。クレープ生地に関しては、小麦をはじめ原料すべてを道産素材で厳選。こだわりの詰まったモチモチ食感の"皮"が好評です。そのほか、同じく手作りで販売されている濃厚なジャムもおすすめ。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町大川町8-31
【交通アクセス】
JR余市駅から車で3分
【営業時間】
11時~19時(平日)/ 10時~19時(土・日・祝)
【定休日】
火曜日
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-48-5500

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[たびらいセレクション]

04

山本観光果樹園

広い園内で、春から秋まで四季折々のフルーツ狩りができる、人気の果樹園。イチゴに始まり、さくらんぼ・桃・プルーン・プラム・ぶどう・梨・りんご・ブルーベリーと、種類も豊富。有機堆肥を用い手間をかけて育てられた果物は味がよいと評判です。ビニールハウスがあり雨の日でも楽しめるほか、予約するとジンギスカンや海鮮鉄板焼きを味わえるコーナーもあります。レストハウスでは果物や自家製ジュースなどを販売。特にりんごの自然な甘さを活かした「自家製アップルパイ」は、余市のJR駅構内や道の駅でも売られている、ファンが多い有名な一品。ここでは焼き立てを食べられます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町登町1102-5
【交通アクセス】
JR余市駅から車で約5分
【開園時間】
9時~17時
【営業期間】
果物の実りに合わせ、春~晩秋まで
【料金】
食べ放題コース:大人1100円、小学生880円
食べ放題・もぎ取りコース:大人1850円、小学生1630円(園内での食べ放題と、自分で採った果実のお持ち帰り付き ※持ち帰り分には重さ制限あり)
【駐車場】
あり、200台(無料)
【問い合わせ】
0135-23-6251

05

さくらんぼ山観光農園(仁木町)

15ヘクタールの広大な畑に、佐藤錦や南陽、水門をはじめとする約5000本のさくらんぼの木が茂ります。余市~仁木にかけてのフルーツ街道でさくらんぼ狩りと言えばここ!という人も多い、団体客もやってくる大規模農園。木の枝ぶりを調整しながら栽培しているため、子どもやお年寄りの手の届くところにも実がなっているのがうれしいポイント。小高い山の斜面からは仁木町を見下ろす眺めも楽しめます。ほかに、いちご、ぶどう、りんご、プルーンの果物狩りや、ジャム造り、餅つきなどの体験メニュー(要予約)も揃っています。ぶどう棚の下で味わえるジンギスカン(7月以外の時期は要予約)のラム肉は、さくらんぼ果肉入りの特製タレで漬けたオリジナル。佐藤錦を原料に、薄いピンク色をした「さくらんぼソフトクリーム」もぜひ味わって。

基本情報
【住所】
北海道余市郡仁木町南町9丁目138番地
【交通アクセス】
JR仁木駅から車で約5分
【開園時間】
くだもの狩り:8時~17時
ジンギスカン:11時~13時
【営業期間】
6月中旬~10月下旬(期間中休日なし)
【料金】
さくらんぼ狩り:大人(中学生以上)1300円、子ども(小学生)1000円、幼児(3歳~小学生未満)600円 ※食べ放題と、お土産さくらんぼ100グラム付き
さくらんぼ以外の果物の場合、異なる料金設定あり
【駐車場】
あり、1500台(無料)
【問い合わせ】
0135-32-2285

06

階楽園(仁木町)

余市のまちを抜けてすぐのところにある、国道5号線沿いのフルーツショップ。さくらんぼやぶどう、りんごなど新鮮な果物がたくさん並び、果樹園産直ならではのうれしい安さと美味しさが魅力。地元の人はもちろん、発送もしてもらえるので旅のドライブ客も多く立ち寄るスポットです。店には、ピンク色の服や小物で身を包んだ看板おばさん(スタッフ)が。恰好だけでなく、客との軽妙なトークと、手早く果物をむいて次々と試食をさせてくれるその様子も、この店の名物となっています。家族で営むアットホームな農園では、店のそばにあるハウスでのさくらんぼ狩りやぶどう狩り体験が可能です。

基本情報
【住所】
北海道余市郡仁木町北町13-1
【交通アクセス】
JR余市駅から車で3分
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-32-2143

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[たびらいセレクション]

07

アップルハウス(仁木町)

余市町の市街地から国道5号線を走り約2キロの観光農園。さくらんぼ狩り、ぶどう狩りをメインに、時期によってプルーン、ブルーベリー、りんご、トマトなどの収穫を楽しめます。直売所では、果物のほか、農園特製のバッファロージュースも販売。無添加で、糖度の高い、ぶどうの味が活きたジュースは濃厚で栄養も抜群。また、作り始めて40年以上、期間限定・予約販売のみという自家製のアップルパイも有名です。りんごが美味しい時期となる10月~翌年5月までの販売で、使用するりんごは甘味と酸味のバランスを考え種類を吟味。カスタードクリームと、さくさくのパイ、りんごの風味のハーモニーは絶品で、口コミでもその評判が広まっています。また、仁木町「ふるさと納税」のお礼の品としても、このアップルパイが選ばれています。

基本情報
【住所】
北海道余市郡仁木町北町12-15
【交通アクセス】
JR余市駅から車で3分
【営業時間】
9時~17時
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-32-3056

それぞれのエリアで楽しむ
ローカル旅行体験

札幌観光でしたい15のこと、78の体験

札幌観光でしたい体験を現地編集部がガイド

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その他

おすすめグルメや日帰り温泉などを紹介。日頃の疲れを癒して元気をチャージしよう!

01

柿崎商店 海鮮工房

余市町 海鮮工房柿崎商店 海鮮丼

海鮮丼を安くお得に楽しめるとして、メディアで紹介されることも多く、昼時には行列ができる人気店。地元客だけでなく、旅の途中で立ち寄る人も多い有名な食堂です。魚介類の「箱売り」でも名が通る、創業70年の老舗「柿崎商店」が運営しており、鮮度抜群な味わいは保証付き。うに丼、いくら丼、かに丼など、盛りの良さが評判の海鮮丼はもちろん、ほっけ焼きやイカ焼きなどのサイドメニューも、さすが北海道と言いたくなる大きさと旨み。旬によってラインナップが変わるので、何度でも訪れたい場所です。店は余市駅前すぐのメインストリートである国道5号線沿いにあり、1階が海産物など生鮮品や地酒を扱うスーパー、その2階が食堂となっています。食事のあとは1階で、地元の海の幸や果物などをお土産に買うのも楽しいひとときです。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町黒川町7丁目25番地
【交通アクセス】
JR余市駅から徒歩2分
【営業時間】
10時~19時/海鮮工房 ※1階の商店は9時開店
【定休日】
不定休
【駐車場】
無料駐車場あり
【問い合わせ】
0135-22-3354

02

南保留太郎商店 燻製屋

燻製好きの間で話題を呼んでいる燻製専門店が、「南保留太郎(なんぽとめたろう)商店 燻製屋」。甘えび、ほたて、にしん、ヘラガニ、鮭カマなど、海鮮素材をメインに、北海道の木材をブレンドしたおが屑を用いて昔ながらの製法にこだわった燻製を作っています。魚介類以外にも、たまご、豆腐、枝豆やにんじん、くるみなど、変わった燻製もあり種類が豊富。遠方からも、ここにしかない商品を目当てに客が訪れます。店は余市漁港のそば。店舗脇にはベンチスペースがあるので、購入してその場ですぐに食べるのもおすすめ。隣には、燻製料理のレストラン「燻香廊(けむかろう)」を2011年にオープン。スモークの香りに包まれながら、燻したビーフやチキンを使用した、オリジナルの一皿を楽しめます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町港町88番地
【交通アクセス】
余市駅前からバスにて「富沢8丁目」下車、徒歩3分
【営業時間】
8時~17時
【定休日】
年末年始のみ
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-2744

03

鶴亀温泉

体の芯まで温まる、天然かけ流しの日帰り温泉

国道5号線沿いに立つ、気軽に日帰り入浴のできる天然温泉施設。源泉かけ流しのお湯は、赤さび色が特徴の食塩泉。別名「熱の湯」とも呼ばれるほどよく温まる泉質で、体がぽかぽかになり湯冷めしにくいのが特長です。また、皮膚炎にも効能があるとされています。館内の食事処は、メニューが充実。海鮮ちらしやスープカレーなどのほか、風呂上りにうれしいジェラートやフレッシュジュースが揃います。中でも「鶴亀丼」は、活あわび・エビ・いくらが乗った豪華な丼ぶり。活あわびが獲れたときだけの提供ですが、格安さが話題です。敷地内には、和室・洋室を備えた宿泊棟も併設。湯治のようにのんびりと過ごすこともできます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町栄町22-1
【交通アクセス】
JR余市駅からバスに乗り「大浜中」下車すぐ
【営業時間】
入浴:10時~22時(最終受付 21時30分)
食事:11時~20時(ラストオーダー)
お土産:10時~21時30分
【定休日】
毎月 第3月曜日(祝祭日の場合は翌火曜日)
【料金】
大人(中学生以上)600円、小人(3歳以上中学生未満)300円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-1126
※2020年4月末で閉館

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04

日本海余市保養センター はなます温泉

余市町 はまなす温泉 外観

国道5号線の海岸沿いにある日帰り温泉。利用しているのはほとんどが地元住民という素朴な施設ながら、内風呂からの眺めの良さが実は穴場な温泉です。露天風呂は無いものの、ガラス張りの窓から目の前に広がる日本海を眺めて入浴することができ、晴れた日には竜ヶ岬や積丹半島までも望めます。泉質は、無色透明で普通のお湯のようですが、入ってみると体が温まりやすいことを実感できる、ナトリウム-塩化物泉。湯から上がったあとには、男女別の広々とした休憩室で横になってひと休みできます。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町栄町97-3
【交通アクセス】
JR余市駅から
【営業時間】
10時~20時30分(閉館21時)
【定休日】
第1・3火曜(繁忙期は臨時休あり、12月30~31日休)
【料金】
大人600円、小学生300円、幼児(3歳~)150円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-7400
【備考】
レストランや宿泊施設なし

05

宇宙の湯 余市川温泉

宇宙の湯 余市川温泉 外観

過去に余市で銭湯を営んでいた、宇宙飛行士・毛利衛さんのご両親との縁から、「宇宙の湯」という名を掲げて運営されている温泉銭湯。屋根の上の大きなスペースシャトルが目をひく建物には、コンパクトながらも多彩な浴槽と、2階に食事処を備えています。源泉100%の温泉を楽しめるのはもちろん、日替わりで登場する「ご当地風呂」もここの名物。ウィスキーの湯、ワインの湯、ブルーベリーの湯など、地元の特色を感じられるアイディア風呂がユニーク。食堂では、格安で北海道らしいメニューを提供しています。海鮮丼、毛ガニラーメン、自家製トロしめさばなど、旬の食材を使った料理が好評です。ジンギスカンやザンギ、焼き鮭の定食もあります。

基本情報
【住所】
北海道余市郡余市町入舟町322番地
【交通アクセス】
JR余市駅から徒歩約15分
【営業時間】
入浴:9時30分~22時
食事:11時~20時(ラストオーダー)
※水曜日の営業は13時~21時
【定休日】
無休
【料金】
大人440円、小学生140円、幼児70円
【駐車場】
あり(無料)
【問い合わせ】
0135-22-4126

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ローカル旅行体験

札幌観光でしたい15のこと、78の体験

札幌観光でしたい体験を現地編集部がガイド

北海道を代表する都市での「ローカル旅行」の楽しみ方を、たびらいが実際に歩き、体験して考えました。現地の人だから知っている、ちょっとディープなローカル体験の数々をご紹介。

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