北きりしまコスモドーム|星のソムリエが宇宙の魅力を紹介する天文台/小林
【投稿日】2019年03月14日(木)| 宮崎発

環境庁が主催するスターウォッチングコンテストで「星空の美しいまち日本一」に5回選出されている小林市。「小林市に天文台を」という多くの声を受けて、平成6年に満を持して建設されたのが、「北きりしまコスモドーム」です。小林市を一望できる生駒高原のすぐ近くにあります。
60センチの大型反射望遠鏡と20センチの大型屈折望遠鏡を操作しながら、毎週土、日曜の19時から天体観測が体験できます。夜の天体観測時は、比較的利用者が少ないため、じっくりと望遠鏡をのぞくことができる穴場スポットとして密かに知られているとか。望遠鏡を通して目の前に広がる宇宙を心ゆくまで観測できます。
昼間や雨天時は、望遠鏡で空を観測できないため、代わりにプラネタリウムを上映しています。プラネタリウムの上映は約40分。小林市で見られる5等級ぐらいまでの星を季節ごとに投影しているため、2000個ぐらいの星を見ることができます。
この天文台には、星空の案内人ともいえる「星のソムリエ」がいるのも特徴。前半は自動音声による解説ですが、後半は星のソムリエがさまざまな星に関する話を交えて、星や宇宙の世界へといざなってくれます。いろいろな星座や星の紹介をしてくれるため、季節ごとにここに通えば1年を通した代表的な星をもうらできること請け合いです。
「小林では天の川をほぼ一年中見ることができるんですよ。プラネタリウムは、静かな癒しを求めてくる人が多いですが、本物の星空を自分の目でながめた時の感動は格別です。皆さんにいっぱい星を見ていただきたいし、宇宙の魅力を伝えていきたい」と星のソムリエでもあるスタッフの柚木山成樹さん。
ペルセウス座流星群やふたご座流星群などの天体ショーが楽しめる時など、イベントも随時開催。イベントの情報は、ホームページで更新しているので、確認して参加してみましょう。

【営業時間】
10時~17時
※土、日曜日は~22時
【休園日】
火曜※祝日の場合は翌日
【住所】
小林市南西方8577-18
【入園料】
プラネタリウム:大人520円、小中学生300円、4歳以上の未就学児200円
天体観測:大人300円、小中学生200円
【交通アクセス】
・車 宮崎自動車道小林ICから車で約5分、または小林駅から小林IC方面へ車で約10分
・バス 小林駅から千歳行きに乗り、生駒高原で下車徒歩約10分
【問い合わせ(電話番号)】
0984-27-2468
【備考】
⇒公式サイトはこちら
【投稿日】2019年03月14日(木)【投稿者】たびらい編集部