1. 出の山公園|湧水の豊富な水を利用 水族館やホタルまつりでにぎわう/小林

出の山公園|湧水の豊富な水を利用 水族館やホタルまつりでにぎわう/小林

【投稿日】2019年03月14日(木)| 宮崎発

出の山公園

出の山公園は、出の山池を中心とした公園。全国名水百選にも選ばれた、霧島連峰からの湧水である出の山水源を持ち、小林市で一番大きなため池「出の山池」へと流れています。この池は延宝2年(1674)、薩摩藩によりかんがい用のため池として建造されました。周辺には多数の動植物が生息していますが、特に、ゲンジボタルが多く見られることでも有名です。

出の山公園内にある「淡水魚水族館」
ここには、景行天皇とこの土地の姫・泉媛の悲恋の伝説も残されています。泉媛が、都に戻った天皇に恋い焦がれて、池に身を投げたというものです。わずか2週間あまりの短い期間に求愛をして命を終えるホタルが、この恋の物語にも通じると、ホタル観賞ができる時季に「ホタル恋まつり」が行われています。通常はホタル保護のために立ち入りが禁止されている遊歩道に入って、ホタルの乱舞を鑑賞できます。

館内の真ん中にある中央水槽には、大型の国内外の魚が。魚の大きさにびっくり
公園内にある淡水魚水族館にもぜひ足を延ばして欲しいです。出の山湧水の豊富な水を利用した水族館で、国内と海外の淡水魚ばかり130種、1500匹以上を展示しています。県の水産試験場もすぐ近くにあるため、県内で初めて養殖に成功したチョウザメも見ることができます。

国内でも間近で見られるのが珍しいという、天然記念物のオオサンショウウオも
一番目を引く中央水槽には、アリゲーターガー、アジアアロワナ、アカメ、レッドコロソマなどの大型の魚もいて見応え抜群。海外の淡水魚だけでなくアユやヤマメなどの国内の淡水魚も見られます。国内の淡水魚は館内奥の、流れる水槽でも見ることができ、流れに乗ってヤマメなどが泳ぐ姿を見ることもでき、その横にある水槽には、国内でも珍しいといえる、国の天然記念物オオサンショウウオも展示しています。

入場料がリーズナブルで、未就学児童は無料ということもあり、子どもを連れた家族連れなどが、夏休みやコスモスの時期は多いとか。子どもと一緒に、国内外の淡水魚を見て学びに来るのにもお勧めです。

天然記念物のオオサンショウウオ

【営業時間】
9時~17時

【休園日】
月曜※祝日の場合は翌日

【住所】
小林市南西方出の山1091

【入園料】
大人200円、高校生以下100円、未就学児無料

【交通アクセス】
・車 宮崎自動車道小林ICから車で約5分、または小林駅から小林IC方面へ車で約10分
・バス コミュニティバス「小林―環野―千歳線」を利用(※月、水、金、祝日運休)小林バスセンターから、出の山入り口で下車、徒歩約15分

【電話番号(問い合わせ)】
0984-22-4326

【備考】
⇒公式サイトはこちら


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【投稿日】2019年03月14日(木)【投稿者】たびらい編集部

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