阿蘇大明神が阿蘇開拓と農耕の道をひろめた神徳を称え、秋の豊作を祈る、年に一度の重要な神事「御田植神幸式」通称「おんだ祭」が、2019年7月28日（日）に行われます。
行列にはお伴として、神々の昼飯持ちである全身白装束の宇奈利（うなり）と呼ばれる女性たち、獅子、田楽、早乙女、四基の神輿、田植人形などが参列し、神幸門から阿蘇の青田を巡り、半日をかけて還御門（おかえりごもん）へと戻ります。途中では「おんだ歌」が歌われ、ゆったりと阿蘇の田園風景を進む様子を見ることができます。
両日18時頃から、第2駐車場で中江神楽の奉納も行われる予定。熊本地震で大きな被害をうけた阿蘇神社だが、被害に負けず、例年どおりに開催を決定しました。古式ゆかしいのどかな時代絵巻を見物しに、ぜひ阿蘇の地を訪れてみては。