日本国内最後の内戦「西南戦争」の古戦場

明治10年(1877)、薩摩軍と政府軍の激戦が17昼夜にわたり繰り広げられた田原坂。現在は、田原坂公園として整備されており、敷地内にある「熊本市田原坂西南戦争資料館」では、実際に戦で使われた銃や弾、古文書などが展示されています。

中でも注目は、映像や音、振動、ジオラマを駆使し、戦いの様子を再現した体感展示シアター。立体音響の技術により、映像に合わせて小銃の飛来音や兵士の息遣いなどが聞こえ、臨場感たっぷり。当時の戦の様子をリアルに体感することができます。
資料館の前には当時の土蔵を復元した「弾痕の家」があり、生々しく残る銃弾の跡が激戦を今に伝えています。