
神話と古墳で知られる宮崎県西都市。「西都古墳まつり」の由来は約600年前、西都原台地と市街地の中間にある三宅神社に記録が残る天孫降臨祭・山陵祭にまで遡り、昭和から現在の形で行われています。
1日目に中心となるのは古代衣裳の市民約500人が松明を持って、都萬神社から会場の西都原古墳まで行進する「松明行列」、日向神話のニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの神話を再現する「炎の祭典」を行います。また、2日目の式典や奉納行事では国の選択無形民俗文化財である神楽、下水流臼太鼓踊をはじめとする地元の伝統芸能が奉納されます。
日頃は陵墓参考地のため立ち入りが禁止されている男狭穂塚・女狭穂塚の敷地内に入ることができる貴重な機会。コスモスが西都原一面に咲く時期、古代の雰囲気が満喫できますよ。