
「村所八幡神社」で西米良村神楽のひとつである「村所八幡神社大祭」が、2019年12月21日(土)から12月22(日)の早朝にかけて行われます。
「村所八幡神社」に伝わる「村所神楽」の前半は、大王様・爺様・八幡様などの神々が次々と登場する神事性の強い「神神楽(かみかぐら)」。後半は、「民神楽(みんかぐら)」と呼ばれ神楽囃子(かぐらばやし)が場をにぎわし、社人(しゃにん)の軽快な舞が奉納され、初めて神楽を見る人にも馴染みやすいのが特徴です。「民神楽」は観客が社人を真似て、神楽を舞う場である御神屋(みこうや)の隣で舞うこともできます。
「神楽ばやし」は舞に合わせて唄われ、神楽や笛の音が途切れた時に催促する歌、恋愛の歌、おおらかな男女の性を唄う歌などがあります。夜半を過ぎ、神楽ばやしが御神屋に響き渡るのを聞くのも魅力です。
夕方には、民話語りのイベント「冬の語りと申すカッチン」も開催されるので併せて楽しんでみては。祭りに参加する際は神楽の習わしに注意が必要です。