小ぶりなサイズだから、何個でも食べられるお手軽グルメ

「大平楽食堂」の豚まんは、達人・万江さんが学生時代から愛してやまない名物料理の一つです。今でも食べると、学校帰りにお店に立寄っていた思い出が蘇ってくるとか。
目印は黄色い看板で、一見すると普通の食堂です。店内に入るとスチームマシーンが置かれ、ほかほか蒸したての豚まんがありがす。大きさはやや小ぶりで、ほのかに甘い生地の中に、たまねぎたっぷりのやさしい味付けのあんが入っています。何もつけなくても十分においしくて、一つまた一つとつい手が伸びてしまいます。
試してほしいのが、ウスターソースをほんの少し垂らして食べる方法で、酸味のきいたソースが、豚まんの味を引き締めます。学生当時は“豚まんにはウスターソース”と信じて疑わなかった万江さん一押しの食べ方です。