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  1. 「オンネトー」五色沼と呼ばれる足寄の秘境湖の楽しみ方
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【あかん遊久の里鶴雅 別館】阿寒湖の絶景の中で過ごす大人の一日[タイアップ]

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現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。

「オンネトー」五色沼と呼ばれる足寄の秘境湖の楽しみ方

  「北海道三大秘湖」に数えられる、道東・足寄町(あしょろちょう)の神秘的な沼「オンネトー」。見る場所や角度の違いによって湖の色を変える五色沼・オンネトーの魅力とおすすめの楽しみ方をご紹介!

見る度に色が変わる五色のオンネトー

  オンネトーは、阿寒国立公園内にある湖周2.5キロメートルほどの小さな湖沼。名前の由来はアイヌ語からきており「老いた・大きな沼」という意味を持つ。

オンネトーの湖面は時間や季節などの条件によって、刻々と色を変えるため「五色沼」という別名で呼ばれる。この独特な“オンネトーブルー”、そして晴天時には雌阿寒岳と阿寒富士の両方を見られる絶景ビュースポットとして、登山好きの道内旅行者だけでなく、道東を訪れる人にも、今、大人気の観光スポットだ。

取材・文/たびらい編集部  更新日/平成29年(2017)2月

オンネトーの達人
(いとう たかゆき)
伊藤 貴之さん

オンネトーの達人
  あしょろ観光協会事務局長。自営業時代からあしょろ観光協会役員を務め、平成21年(2009)から現職。道の駅「あしょろ銀河ホール21」の運営やイベント企画・実施に携わる。趣味は温泉巡り。お気に入りの温泉は「雌阿寒温泉」と「芽登温泉(めとうおんせん)」。野生のシカが“普通”に草をはむような、野趣あふれる足寄の風景が好き。

オンネトーはなぜ青い?

オンネトーの紅葉

  オンネトーは約2万年前に始まった雌阿寒岳の火山活動(溶岩流の働き)によって生まれた沼。湖周は2.5キロメートル、最大水深9.8メートルほどの小さな湖ですが、その独特な色合いに多くの人が魅了されています。

時間や場所、季節によって水の色がさまざまな青色に見えるオンネトー。実はこの色の秘密は、オンネトー周辺にある小さな沼「錦沼(にしきぬま)」にあるようだ、と達人・伊藤さんは教えてくれました。

「鉄分の堆積地である錦沼の水がオンネトーに流れ込み、酸化した白い化合物となって湖底に沈殿し、湖中を浮遊しています。この物質に光が反射し、湖の色の変化が見られるのではないか、と考えられているんですよ」

オンネトー15

オンネトー16

▲オンネトーに青さをもたらす原因と考えられる「錦沼」。とても衝撃的な色合い。

オンネトー18

▲オンネトーは時折、紫色に見えることも。「五色沼」と呼ばれるゆえんです。

オンネトーの湖底からは天然ガスが噴き出しており、水質も酸性が強いために魚類が棲むことはできません。また、以前生息していたニホンザリガニやエゾサンショウウオも今は姿を消しており、マガモ、カルガモなどの水鳥の姿を見られるほかは、非常に静かな水辺であるのもオンネトーの特徴です。

オンネトー観光におすすめの季節と撮影スポット

オンネトーウッドデッキ

  このオンネトーを気軽に楽しむなら、おすすめは湖岸の散策。周囲には約4キロメートルの散策路があり、1時間ほどでぐるり湖を周遊できます。オンネトーの西側にはログデッキとして整備された「湖畔展望台」があり、ここからは湖と雌阿寒岳、阿寒富士を一望可能です。

オンネトー17

▲オンネトーは阿寒国立公園の中にあるため、樹齢の経った木々が多いスポット。散策道を歩く途中にはエゾマツやトドマツの巨木が現れます。その樹齢、なんと300年超。湖岸の緑が一気に濃くなる6月の初夏は、特におすすめです。

オンネトー7

▲紅葉した木々が水面に映り込む秋のオンネトー。風のない“凪(なぎ)”のオンネトーでは、このような風景が見られる

また、湖の周辺を紅葉が彩る10月初旬は大変な人気シーズン。オンネトーは、水面高度約620メートルと標高の高い湖で、昼夜の寒暖の差が大きいため、北海道の中でも特に美しい紅葉を望めるスポットとして有名です。

「オンネトー奥の雌阿寒岳と阿寒富士の手前の森は、針葉樹と広葉樹の混交林。マツ類だけでなく、ナナカマド、イタヤカエデなどがあり、これらの木が湖に色鮮やかな彩りを添えてくれるのです」

一歩踏み込んだ、オンネトーの楽しみ方

鏡面のようなオンネトー

  オンネトー1

では、オンネトーをもう一歩踏み込んで楽しむための、おすすめの方法は?  達人・伊藤さんに聞きました。

「湖に木々が映り込む鏡面のようなシーンを見たいなら、風のない早朝が一番。また、快晴になる前の、朝もやのオンネトーに太陽の光が射す瞬間も格別です。オンネトーには昼前から風が吹き水面が波立つので、いい写真を撮りたいなら、午前中を目安に訪れるのがカギですね」

オンネトー12

もし、本格的な登山装備を準備できるのであれば、雌阿寒岳(主峰ポンマチネシリ/1499メートル)と阿寒富士(雌阿寒岳の寄生火山/1476メートル)からオンネトーを“見下ろす”のも手段。足寄町側からは雌阿寒温泉から登る「雌阿寒温泉コース」、オンネトー南岸から登る「オンネトーコース」というふたつの登山ルートがあり、どちらのルートからも湖の全景を望むことができるのです。

オンネトー17

登山道から見るオンネトーは、場所によって青の色合いがさまざま。「五色沼」と呼ばれる理由がよく分かるはず。しかし、どちらのルートも湖の姿を望めるのは、5合目を越えた先、標高約1100メートルのガレ場付近。しっかりとした登山靴でないと、この光景を見ることはできません。

コースタイムの短い、一般的な登山ルート「雌阿寒温泉コース」は登り2時間30分、下り1時間40分、計4時間ほどが目安。ふもとの野中温泉に宿泊し、午前中の時間をゆっくりと使ってオンネトーを満喫したいという人におすすめです。

オンネトー湯の滝の魅力、湖畔でひと休みするなら

オンネトー湯の滝

  オンネトー湯の滝
せっかくこの湖を訪れたなら、「オンネトー湯の滝」まで足を延ばしてみましょう。ここは国の天然記念物に指定された“生きている”鉱床。

高さ20メートルほどの岩肌の上を、約35℃ほどのお湯が流れており、そのお湯の表面で鉱物「マンガン」が形成されるという世界的にも非常に珍しい場所。オンネトーの南端から湯の滝までは約1.5キロ。往復1時間ほどが鑑賞の目安です。

「おすすめポイントはアクセスにも。オンネトー湯の滝は駐車場から約1.5キロメートル歩いた先にあります。その道は、樹齢300年超のアカエゾマツの原生林。森の中を通っているので雰囲気十分なんです」

■オンネトー湯の滝
【住所】足寄町茂足寄国有林内
【駐車場】あり(冬季は積雪のため、通行不可)
【問い合わせ】0156-25-2141(足寄町経済化林業商工観光室)

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オンネトー茶屋
オンネトー2

湖畔でひと休みするなら、ぜひ「オンネトー茶屋」へ。店内にはオンネトーの風景写真が飾ってあり、店舗を切り盛りする伊藤徹(とおる)さん、谷子(ひろこ)さんご夫妻から観光情報も聞くことができる、心温まるスポット。足寄特産のラワンブキを使った一番人気の「コロッケふきづくし定食」のほか、「熊笹ギョーザ」など、ここにしかない味わいを楽しめます。

■オンネトー茶屋
【住所】足寄郡足寄町茂足寄
【営業時間】10時~17時
【定休日】無休(5/1~10/31の営業/冬季休業)
【駐車場】あり(20台)
【問い合わせ】0156-29-7777

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オンネトー観光を楽しむ、おすすめ情報

オンネトー周辺おすすめスポット

  オンネトーには周辺に景色だけでなく魅力あるスポットがたくさん。オンネトー周辺を余すとことなく堪能できるオススメスポットをご紹介。

おすすめポイント
  オンネトー観光で外せないのが「オンネトー茶屋」。ここでは達人の伊藤夫妻がオンネトーの魅力やさまざまな“おすすめポイント”を紹介してくれるとともに、オンネトーの景色を見ながらゆっくりと休憩できる。コーヒーと軽食があり、オンネトーラーメンなどの名物も。

オンネトーの手前には雌阿寒温泉があり、登山の疲れを癒すのにもおすすめ。阿寒方面からのアクセスでは、オンネトーの手前で岩盤から流れ落ちるさまが迫力満点の「白藤の滝」を見ることができる。

オンネトー周辺のおすすめ体験

  オンネトーのおすすめ体験ではなんといっても、雌阿寒登山。オンネトーの自然を体で感じ取ることができる体験を一挙ご紹介。

おすすめポイント
  夏には荘厳な景色をみることができるが、厳冬のオンネトーもまた魅力的。冬期間はオンネトーへ行く道が通行止めになるが、自力でのアクセスは可能。冬とは車両通行止め区域間をスノーシューで散策するのがおすすめ。

夏場はオンネトーが望める雌阿寒岳登山が魅力的。世界でも珍しい現象が見られる湯の滝はオンネトーを訪れた時のおすすめスポットだ。

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オンネトーまでの交通アクセス

  足寄市街地から東へ約50キロに位置するオンネトーは車でのアクセスが良好。夏期は阿寒湖畔からもバスが運行しているので、阿寒に宿泊した際にはぜひ立ち寄ってもらいたい。

車(レンタカー)で

  新千歳空港から高速道路(足寄IC下車)と国道241号線を利用して約3時間20分。
たんちょう釧路空港~オンネトー 約1時間20分
女満別空港~オンネトー 約1時間20分
釧路駅~オンネトー 約1時間45分

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電車とバスで

  札幌もしくは新千歳空港から特急スーパーおおぞら(札幌⇔釧路)で約4時間弱
新千歳空港から出発の場合は「南千歳」で乗換えが必要。

JR釧路駅→阿寒バス阿寒湖バスターミナル行きで2時間、終点下車、タクシーで20分(夏期は阿寒湖畔からバス/所要時間約30分が運行している)

オンネトーのQ&A

Q オンネトーの中には入れるの?
A オンネトーの中に入ることはできない。自然保護のため、立ち入ることは禁じられています。展望デッキから風景を楽しみましょう。
Q 雌阿寒温泉の料金を教えてください。
A 「山の宿 野中温泉」「野中温泉」のどちらも日帰り入浴ができ、料金は300円(大人)とリーズナブルです。素泊まり4800円、1泊2食付きで7250円と宿泊料金も良心価格ですよ。日帰り入浴の時間は9時~20時(退館)までです。
Q 雌阿寒岳を登るルートはいくつあるのですか?
A ルートは「阿寒湖畔コース(6キロ)」「雌阿寒温泉コース(3.3キロ)」「オンネトーコース(4.2キロ)」の三つ。最も距離の短い雌阿寒温泉コースでも、往復で4時間ほど見ておいてください。オンネトー鑑賞、登山、温泉入浴を1日セットで楽しむなら、雌阿寒温泉コースが一番楽ですね。
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