20軒以上のようかんメーカーが集まっている小城市。伝統ある「小城羊羹(おぎようかん)」は、空気に触れて表面の糖分が固まることで、しゃりしゃりとした食感となる。JR唐津線の小城駅から北に延びる道沿いを中心に、ようかん店が軒を連ねている。須賀神社の鳥居の向かいには、小城羊羹を代表する老舗の一つである「村岡総本舗」の羊羹資料館があり、ようかんづくりの道具類をはじめ、小豆や砂糖、寒天といった原材料などが展示されている。また、平成28年(2016)4月には、同社から「ようかんアイスキャンデー」が発売されている。