
大分・湯平温泉で、2018年11月1日(木)~30日(金)の期間、「ゆのひらと山頭火展」が開催されます。湯平温泉石畳通り入口を中心に、山頭火の句をイメージしたタペストリーが石畳に展示、金・土・日曜には灯篭が灯り幻想的な雰囲気に。
1930年11月10日に湯平温泉を訪れ2泊している、自由律俳句の俳人として知られる種田山頭火。「行乞記」には「こゝ湯ノ平といふところは気に入つた」「此温泉はほんたうに気に入つた、山もよく水もよい、湯は勿論よい、宿もよい、といふ訳で、よく飲んでよく食べてよく寝た、ほんたうによい一夜だつた」と記されています。当時山頭火が宿泊した「大分屋」はすでにありませんが、跡地に山頭火の姿を模した句碑が立っています。
期間中は、湯平温泉をテーマに俳句を詠む催しもあり、応募作品の中から優秀者には湯平温泉観光協会から豪華賞品をプレゼント。放浪の俳人・山頭火に思いを馳せ、一句詠んでみてはいかがでしょう。