
博多人形商工業協同組合青年部(西山陽一会長)は、福岡市博多区のはかた伝統工芸館で2018年1月25日(木)~1月30日(火)に開催する作品展で、1個1万円のカプセル入り博多人形を販売します。

カプセル博多人形は、2017年1月の青年部展に初登場。「ガチャガチャ」とよばれる自販機を使う面白さと、500円という手ごろな価格で人気となり、初日は2時間あまりで150個が完売。博多川端商店街の春のイベント「川端夜祭」(よまつり)でも評判となりました。
今回、20倍になったことについて「3000円相当のものを出していたため、組合内から『技術の安売り』との声がありました。高額にして、より興味を持ってもらいたい」と西山会長。
西山会長が出品予定の「三面大黒天」は、もともと3万円の品。人形の壊れやすい箇所を削って、約5センチまでサイズダウン。精緻な細工を施して金箔を張り、金粉で模様もつけて高級感を演出。カプセルは全面ゴールドに変更されています。