千葉市動物公園から、お嫁入り

平成28年(2016)11月17日(木)に、レッサーパンダのメス「まい」が千葉市動物公園から大牟田市動物園に引っ越してきた。まいは、2本足で立つ姿で人気者になった「風太」の孫。大牟田市動物園には雄「レン」と高齢の雌「そら」の2頭がいるが、絶滅危惧種であるレッサーパンダの繁殖に取り組んでいこうと繁殖適齢期のまいを迎え入れた。
多くの来園者に愛されてきた「まい」のお別れ会が千葉動物公園で行われ、別れを惜しみたくさんの人が訪れた。飼育担当者による思い出話、今までの映像や写真が披露され、「大牟田へ行っても元気でね」と好物のリンゴを贈られた。
引っ越し先の大牟田市動物園では、平成28年(2016年)11月19日(土)から公開。12月11日(日)13時15分には、レッサーパンダの飼育担当者が行うワンポイントガイドが予定されており、前肢でリンゴを食べる愛らしい姿や体重測定の様子を間近で見ることができる(ガイドには、まいは登場しないが屋内展示場で見ることができる)。
大牟田市動物園では、キリンの顔を間近で見ることができる「ふれあいタイム」や、様々な場所に隠された肉を探して木登りやジャンプをするライオンの「肉探しタイム」など多彩なイベントを開催中(詳細はホームページで)。新しく仲間になった「まい」や、動物に会いに出かけよう。