
昨年(2016)のバレンタインデーに、北九州市のご当地ヒーロー「キタキュウマン」が投稿した、本物のネジとボルトにそっくりな「ネジチョコ」を紹介するツイートが話題に。
今も、拡散が続く「ネジチョコ」を販売しているのは、北九州市の菓子店「グランダジュール」だ。「昔から製鉄所がある北九州は“鉄の街”のイメージが強い。鉄をモチーフにしたお土産を創ろうと、悩んだ末にボルトとナットにたどり着いた」と話すのは、グランダジュールを手がける「オーエーセンター」の社長・吉武太志さん。
チョコレートの型は3Dプリンターで製作し、リアルさを追求。ネジチョコにはカカオ57%のスイートチョコを使用しており、見た目だけでなく濃厚な味わいも楽しめる。さらに、表面が鉄サビに見えるココアパウダーをまぶした商品も開発。平成29年(2017)2月3日の発売から、爆発的な売れ行きとなっている。9月1日からは、おしゃれなパッケージに一新し、ネジとナットの1セットで個装。
今秋(10~11月を予定)には抹茶、ストロベリー、ホワイトチョコ味の5色が登場する予定だ。おすすめしたキタキュウマンは、「ネジチョコは北九州のイメージとスイーツを組み合わせた遊び心のあるアイデア商品だと思う。見た目はリアルなネジとナットだが、食べるとおいしいので多くの人に楽しんでもらえるはずだと紹介した」と語る。
ナットの形を意識した六角形や、立方体の箱入り、1個から販売しているので、北九州のお土産にぴったりだ。