1. 筋湯温泉の“いま”を現地から紹介(その2)

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筋湯温泉の“いま”を現地から紹介(その2)

【投稿日】2016年08月16日(火)| 大分発

九州の元気を、現地から紹介する

公共浴場「うたせ湯」。建物の中から楽しそうな話し声が聞こえた

8月の半ば、日差しが和らぐ夕方の時間帯に、筋湯温泉に立ち寄った。

平地では連日35度を超える猛暑日を記録する中、ここ筋湯温泉は標高1000メートルの高所に位置するため、空気がとても爽やかだ。前回、5月に訪れた際は全くといっていいほど人けがなく、風評被害に苦しんでいたが、今回は温泉街の旅館の駐車場に県外ナンバーの車が多く停まっており、多くの宿泊客がいることがうかがえた。

人々の目当ては、この爽やかな高原での避暑と、筋湯温泉名物の“うたせ湯”だ。公共浴場「うたせ湯」からは、竹筒から流れ落ちる温泉の音と、楽しそうな話し声が聞こえてくる。

旅館 清風荘の女将さんに話を聞くと、「地震発生から梅雨明け前までは閑古鳥が鳴いていましたが、夏休みになってからは温泉街にもたくさんのお客さまがいらっしゃって、『ここは涼しいね』と喜んでいただいていますよ。それでも、住んでいる私たちには暑いんですけどね」と言って笑っていた。

筋湯温泉は高所に位置し、涼しさも魅力だ

そんな女将さんをはじめ、宿のスタッフの表情も自然と明るくはればれとしていた。お盆も過ぎ、朝晩はめっきり涼しくなった筋湯温泉では、やがて紅葉が美しい秋を迎える。ぜひ多くの旅行者に、この豊かな自然に囲まれた筋湯温泉を訪れてほしい。

【住所】
筋湯温泉
大分県玖珠郡九重町湯坪

【交通アクセス】
・大分自動車道の九重インターチェンジから四季彩ロード経由で約40分

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