
福岡市美術館では、平成28年(2016)7月15日(金)~8月31日(水)の期間中、「ゴジラ展」が開催される。
1954年(昭和29)に公開された東宝映画「ゴジラ」は、ミニチュアと合成を駆使した特撮、水爆実験の影響で生まれた怪獣という社会的テーマなどで観る人の心を捉え、空前絶後の大ヒットを記録。「特撮」というジャンルが日本映画に確立したきっかけとなった。その影響力は、日本だけに留まらず、アメリカでもゴジラが制作された。そして、日本のゴジラ映画としては12年ぶりの新作となる「シン・ゴジラ」が今年(平成28年)の7月に公開予定となっている。
今回の展覧会では、ゴジラ映画の特撮の造形、デザイン画、セット画面、記録写真やイラストなどに焦点を当て、映画人たちの想像力に迫る。また、ゴジラの持つ、限りない魅力が紹介される。新作「シン・ゴジラ」の展示も予定されている。