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三笠市立博物館で「北海道のアンモナイト コニアシアン編」開催中
【投稿日】2015年04月10日(金)| 北海道発

道央・三笠市の市立博物館で「北海道のアンモナイト コニアシアン編」を開催中だ。三笠市は全国で36ヶ所(2014年12月時点)が認定されている日本ジオパークの1ヶ所。このジオパークとは「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を感じ、丸ごと楽しめる地域を指している。三笠市は“化石の町”。白亜紀の地層があり、市内の桂沢エリアではエゾミカサリュウ・イノセラムス(二枚貝)・アンモナイトといった化石が多く発掘されている。
市立博物館には北海道産のアンモナイト約80種・600点が通常展示されているが、この企画展の展示物は、約8600~9000万年前の“白亜紀コニアシアン”と呼ばれる時代の地層から産出したアンモナイト類。多目的ホールで開催中の本展は博物館の料金のみで観覧可能だ。また、これは博物館のボランティア会員が出品したもの。すべて個人コレクションだ。
日頃はなかなか目にする機会のない貴重な標本だが、その数は約200点にのぼる。期間は5月17日(日)まで。