北海道本島~離島へのフェリー情報

礼文島行き

サイプリア宗谷

稚内港からフェリーで約2時間の礼文島は、日本最北の離島。現在、島内の礼文空港は休止中のため、稚内港と香深港を結ぶフェリーが唯一の交通手段である。2015年3月にはボーディングブリッジの稼働と共にターミナルも改築され、使いやすいフェリーターミナルに生まれ変わった。

礼文島は“花の浮島”と呼ばれるほどの、植物の宝庫。レブンアツモリソウやレブンウスユキソウなどの固有種を含め、その数は300種以上にのぼる。島内には桃岩展望台コースをはじめ、トレッキングコースが整備され、夏はハイカーで賑わう。礼文島最北端のスコトン岬や、夕日の名所・元地海岸の地蔵岩などを巡るドライブも楽しめる。また、映画「北のカナリアたち」のロケ地の一つである「北のカナリアパーク」も観光スポットになっている。

港名 稚内港フェリーターミナル
所在地 北海道稚内市開運2丁目7-1
フェリー名 「サイプリア宗谷」「フィルイーズ宗谷」「ボレアース宗谷」
便数 2~4便/日(冬季は2便、夏季は4便)
所要時間 約2時間(利尻島経由便利用の場合は約2時間50分)
運賃(大人片道) ・特別室:2万円+利用人数分の2等運賃
・1等(ラウンジ):5180円
・1等(和室):4520円
・2等:3210円
※燃料油価格変動調整のため料金改定の場合あり
乗用車・自転車・自動二輪車航送片道運賃 ・乗用車
 (3m未満):1万2830円
 (4m未満):1万6800円
 (5m未満):1万9230円
 (6m未満):2万1260円
 (6m以上):運航会社に問い合わせ(公式サイトを確認)
・自転車:1560円
・バイク(125㏄未満):3150円
・バイク(750㏄未満):4720円
・バイク(750cc以上):6270円
※燃料油価格変動調整のため、運賃改定の場合あり
※乗用車航送運賃は運転手1名の2等運賃を含む
※往復自動車(同一ナンバー)航送運賃の割引は、復路運賃の1割(有効期間は発効日を含め14日間)
チケット予約・購入 当日、乗り場窓口にて購入が可能。一等客室、乗用車の予約は、乗船日の2カ月前の同日9時から受け付ける。
問い合わせ ハートランドフェリー稚内支店(電話番号):0162-23-8010 ※予約専用
ウェブサイト ハートランドフェリー: http://www.heartlandferry.jp/

※季節や天候などにより、所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

利尻島行き

稚内港からフェリーで約1時間40分の利尻島は、稚内から南西約52キロの海上にある。稚内港からの直行便のほかに、礼文島と利尻島を結ぶ船も運航している。稚内や各島のフェリーターミナルではボーディングブリッジを稼働しており、屋外を歩かず快適に乗降できることはもちろん、高齢や車椅子の方でも安心して利用が可能となっている。

島の中央に“利尻富士”と呼ばれる標高1721mの利尻山がそびえ、山を取り囲むように見どころが点在。エゾカンゾウの群生地・富士野園地、利尻富士を水面に映す姫沼、赤エゾマツの原生林が広がるオタトマリ沼などを巡る島内一周ドライブや、利尻の多彩な景観を楽しめるサイクリングがおすすめ。また、2015年6月1日には利尻町沓形から約3キロほどの場所に、ウニ採り体験もできる「神居海岸パーク」がオープンした。

港名 稚内港フェリーターミナル
所在地 北海道稚内市開運2丁目7-1
フェリー名 「サイプリア宗谷」「フィルイーズ宗谷」「ボレアース宗谷」
便数 2~4便/日(冬季は2便、夏季は3~4便)
所要時間 1時間40分(礼文島経由便利用の場合は3時間10分)
運賃(大人片道) ・特別室:2万円+利用人数分の2等運賃
・1等(ラウンジ):5180円
・1等(和室):4520円
・2等:3210円
※燃料油価格変動調整のため、運賃改定の場合あり
乗用車・自転車・自動二輪車航送片道運賃 ・乗用車
 (3m未満):1万2830円
 (4m未満):1万6800円
 (5m未満):2万1260円
 (6m未満):2万5840円
 (6m以上):運航会社に問い合わせ(公式サイトを確認)
・自転車:1560円
・バイク(125㏄未満):3150円
・バイク(750㏄未満):4720円
・バイク(750cc以上):6270円
※燃料油価格変動調整のため、運賃改定の場合あり
※乗用車航送運賃は運転手1名の2等運賃を含む
※往復自動車(同一ナンバー)航送運賃の割引は、復路運賃の1割(有効期間は発効日を含め14日間)
チケット予約・購入 当日、乗り場窓口にて購入が可能。1等客室、乗用車の予約は、乗船日の2か月前の同日9時から受け付ける。
問い合わせ ハートランドフェリー稚内支店(電話番号):0162-23-8010 ※予約専用
ウェブサイト ハートランドフェリー: http://www.heartlandferry.jp/

※季節や天候などにより、所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

焼尻島・天売島行き

高速船さんらいなぁ2

焼尻島は羽幌港からフェリーまたは高速船で西へ約25キロ、日本海に浮かぶ小さな島。島の3分の1が原生林に覆われ、ミズナラ、イタヤカエデなどが生い茂る自然林を歩きながら、エゾエンゴサクやエゾカンゾウなどの植物が観察できる。島内を一周する約12キロの散策路が整備され、島で飼育しているめん羊牧場、10mもの枝を広げるオンコ(イチイ)の荘、水辺に草花が咲き競う雲雀ヶ丘公園、草原の先に天売島が見える鷹の巣園地などを見ながらひと回りできる。

天売島は、羽幌港から焼尻島を経由して約1時間35分、約28キロ沖合の日本海に浮かぶ周囲約12キロの小島。高さ100m以上の断崖が続く西海岸は、8種百万羽の海鳥・ウトウの繁殖地。島内を一周する遊歩道が整備され、4月~8月には繁殖期のようすを観察できる。4月上旬から抱卵し、5月中旬からヒナがふ化。赤岩展望台周辺では、ヒナの餌を運ぶウトウと、餌の魚を狙うウミネコの攻防が見られる。無料の望遠鏡を配した海鳥観察舎などを巡りながら一周できる。

港名 羽幌港フェリーターミナル
所在地 北海道苫前群羽幌町港町1-51
フェリー名 「フェリー おろろん2」「高速船 さんらいなぁ2」
便数 1~6便/日(冬季はフェリー1便、夏季はフェリーまたは高速船1~6便
所要時間 フェリー利用は焼尻島まで約1時間、天売島まで約1時間35分
高速船利用は焼尻島まで約35分、天売島まで約1時間
運賃(大人片道) 【羽幌港⇒焼尻島 フェリー運賃】
・1等(9月~6月):2780円
・1等(7、8月):3000円
・2等(9月~6月):1570円
・2等(7、8月):1700円

【羽幌港⇒焼尻島 高速船運賃】
・9月~6月:2780円
・7、8月:2910円

【羽幌港⇒天売島 フェリー運賃】
・1等(9月~6月):3980円
・1等(7、8月):4300円
・2等(9月~6月):2290円
・2等(7、8月):2470円

【羽幌港⇒天売島 高速船運賃】
・9月~6月:4100円
・7、8月:4280円
乗用車・自転車・自動二輪車航送片道運賃
(フェリー)
【羽幌港⇒焼尻島】
・乗用車
 (3m未満):5880円
 (4m未満):7870円
 (5m未満):9870円
 (6m未満):1万1850円

【羽幌港⇒天売島】
・乗用車
 (3m未満):8600円
 (4m未満):1万1550円
 (5m未満):1万4370円
 (6m未満):1万7200円

【羽幌港⇒焼尻島・天売島 共通】
・乗用車6m以上:以降1m毎の運賃設定は公式サイトにて確認
・自転車:850円(一区間当たり)
・原動機付自転車(125㏄以下):1690円(一区間当たり)
・自動二輪車(750㏄未満):2630円(一区間当たり)
・自動二輪車(750cc以上):3470円(一区間当たり)

※自動車航送運賃は運転手1名の2等運賃を含む
※高速船には車両、自転車、原動機付自転車、自動二輪車の積載は不可
チケット予約・購入 一般旅客は当日、乗り場窓口にて購入が可能。乗船券発売・乗船時間ともに30分前から開始。高速船および、フェリーにおける乗用車・バイク・自転車の航送、団体15名以上は、事前に予約が必要(予約はいつでも受け付ける)。高速船は、空席があった場合に限り当日乗り場窓口でも購入可。
問い合わせ 羽幌沿海フェリー(電話番号):0164-62-1774
ウェブサイト 羽幌沿海フェリー: http://www.haboro-enkai.com/

※季節や天候などにより、所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

奥尻島行き

アヴローラおくしり

日本海に浮かぶ周囲約84キロの奥尻島へは、江差港(江差町)と、せたな港(せたな町)からフェリーが運航。江差港から約2時間20分、せたな港から約1時間35分。

“奥尻ブルー”と呼ばれるほど海の透明度が高く、磯釣り、沖釣りなどの釣りポイントが島全域に点在。海水浴、水上スキー、シーカヤックなどのマリンレジャーも楽しめる。島のシンボル「鍋釣岩」をはじめ、無縁島、ホヤ岩など海岸美にあふれ、島を一周する道路も整備されている。温泉や奥尻ワイナリーなどもある。

港名 江差港フェリーターミナル/せたな港フェリーターミナル
所在地 江差港:北海道桧山郡江差町江差港北埠頭
せたな港:北海道久遠郡せたな町瀬棚区外岸壁埠頭
フェリー名 「アヴローラおくしり」
便数 1~2便/日
(冬季は1便、夏季は2便。せたな⇔奥尻は、夏季限定で1便/日の運航)
所要時間 ・江差⇔奥尻:2時間20分
・せたな⇔奥尻:1時間35分
運賃(大人片道) 【江差港⇒奥尻港】
・特別室:2万円+利用人数分の2等運賃
・1等(ラウンジ):5840円
・2等(指定):3570円
・2等:2910円

【せたな港⇒奥尻港】
・特別室:2万円+利用人数分の2等運賃
・1等(ラウンジ):3300円
・1等(和室):2910円
・2等:1700円

※燃料油価格変動調整のため、運賃改定の場合あり
乗用車・自転車・自動二輪車航送片道運賃 【江差港⇒奥尻港】
・乗用車
 (3m未満):1万4760円
 (4m未満):1万9230円
 (5m未満):2万4340円
 (6m未満):2万9570円

【せたな港⇒奥尻港】
・乗用車
 (3m未満):8430円
 (4m未満):1万1030円
 (5m未満):1万4160円
 (6m未満):1万7510円

【江差港・せたな港 共通 ⇒奥尻港】
・乗用車6m以上:以降1m毎の運賃設定は公式サイトにて確認
・自転車:1560円
・バイク(125㏄未満):3150円
・バイク(750㏄未満):4720円
・バイク(750cc以上):6270円

※燃料油価格変動調整のため、運賃改定の場合あり
※乗用車航送運賃は運転手1名の2等運賃を含む
※往復自動車(同一ナンバー)航送運賃の割引は、復路運賃の1割(有効期間は発効日を含め14日間)
チケット予約・購入 当日、乗り場窓口にて購入が可能。1等客室、乗用車の予約は、乗船日の2カ月前の同日9時から受け付ける。
問い合わせ ハートランドフェリー江差支店(電話番号):0139-52-1066
ウェブサイト ハートランドフェリー: http://www.heartlandferry.jp/

※季節や天候などにより、所要時間・便数などの運航スケジュールが変更されることもある。
※記載データは2020年3月31日時点のもの。

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×