
2019年8月31日(土)に、大分県臼杵市で、山肌に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)「臼杵石仏」の加護を感謝する夏の風物詩「国宝臼杵石仏火まつり」が行われます。
磨崖仏の規模と数、彫刻の質の高さにおいて日本を代表する石仏群として、61体が国宝に指定されている臼杵石仏。「国宝臼杵石仏火まつり」は約800年前から伝わる祭りで、1000本もの松明とかがり火が灯されます。盆の送り火や害虫除けを願う虫追いとしても地元に親しまれてきた行事です。
火が一斉に灯されるのは、日没後の19時。一帯が幻想的な灯りに照らされ、神秘的な景色を見ることができます。当日は盆踊りなどのイベントも予定されています。