
うきは市の中心部にある築後吉井地区は江戸時代に宿場町として大いににぎわった地区。昔から変わらず、白壁の統一感のある歴史を感じる街並みを残しています。
明治2年(1969)の大火を契機として、吉井では草葺きの町屋にかわって瓦葺(かわらぶき)塗屋造が普及。大正期にほぼ現在の街並みが作られました。
漆喰(しっくい)塗りの白壁に、重厚な土蔵造りの商屋が連続する街並みと、約250軒の屋敷群がほぼ当時の姿のまま残されています。平成8年(1996)には重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

また、国道210号線沿いにアンテークの店が並んでいることから、「蔵しっくい通り」と名付けられています。ここでは「お宝市」が5月・9月・11月の第2土曜日から2日間開催。宝の市は9時~夕方まで催される骨董市。九州一円から集まった約60軒の骨董屋さんと地元古美術店で出店。2日目の午後からはチャリティーオークションが開かれるので、掘り出し物が発見できるかも。