
「いぶき館」は、宝珠山炭鉱の社交場であった「宝珠山炭鉱クラブ」を復元したしものです。もともと筑豊の石炭王・伊藤伝右衛門の邸宅の一部を移築した建物で、高い天井と巨大な松の梁が印象的なダイナミックな空間となっています。

交流棟の中の映像コーナーでは、「山村サロン文化の主役たち」が上映され、伊藤伝右衛門と宝珠山炭鉱の歴史を、和室の展示コーナーでは、伝右衛門の社会的貢献や筑豊の炭鉱経営者などを、パネル写真で紹介しています。
別棟の展示棟では、村の炭鉱時代のパネル写真や採炭工具、石炭などが展示され、当時の石炭産業と人々の暮らしを知ることができます。ほかにも企画・催事の展示物などの見学もあります。