1. 外郎饅頭(栗山堂)/中津

外郎饅頭(栗山堂)/中津

【投稿日】2016年11月18日(金)| 大分発

黒田官兵衛の家臣・栗山善助の末裔が営む老舗の和菓子処

菊花の形が特徴的な「外郎饅頭」と「石垣饅頭」

創業300年の歴史を持つ和菓子処「栗山堂」。長きにわたって老舗ののれんを守り続ける8代目店主の先祖は、豊臣秀吉の天下統一を支え、“天才軍師”として名をはせた黒田官兵衛の筆頭家老・栗山善助。

昔は刀鍛冶などが本職で、菓子づくりは副業だったのですが、時代の流れとともに和菓子屋業の方に力を入れるようになってきたのだといいます。また、本店が建てられたのは明治時代の初めごろというから感慨深ですよね。

栗山堂を代表する和菓子「外郎饅頭(ういろうまんじゅう)」は、白色と茶色の二種類。どちらもほんのり生姜味で、甘さは上品です。茶色の外郎は黒糖で色づけしてあり、こしあんが入っています。一般的に知られている棹型の“ういろう”とは違い、同店独自の菊花型が特徴となっています。

また、平成26年(2014)の大河ドラマにちなんで開発された「兜最中(かぶともなか)」は、栗山善助が病床の官兵衛から賜ったというかぶとを模して作られており、あんの中には柚子の果汁と果肉が入っています。全ての素材が国産というこだわりの新商品です。

【メニュー例】
・外郎饅頭(1箱10個入り) 756円
・兜最中 1個151円
・福翁最中 1個119円

【住所】
中津市京町2丁目1521

【電話番号(問い合わせ)】
0979-22-0820

【交通アクセス】
JR中津駅より栗山堂本店まで徒歩約10分

【営業時間】
8時~18時

【定休日】
火曜

【駐車場】
あり

【備考】
JR中津駅が最寄りの「日の出支店」(駐車場なし)もあり

⇒達人コラム「中津観光 黒田官兵衛と福澤諭吉ゆかりの地を巡る」

【投稿日】2016年11月18日(金)【投稿者】たびらい編集部

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