
7年前JR筑後船小屋駅の目の前に開館した九州芸文館で、2019年11月23日(土)に「筑後七国卑弥呼の火祭り」が行われます。九州芸文館で行われるようになってからは今年で7回目。年々来場者も増え、昨年は半日で4500人が訪れました。
「筑後七国卑弥呼の火祭り」は、筑後七国(九州新幹線「筑後船小屋駅」を中心に繋がる5市2町、大川市・柳川市・大木町・筑後市・みやま市・広川町・八女市)の伝統芸能や祭り、文化、食を紹介するイベント。それぞれの「くに」の多彩な要素が芸文館に集結します。
10時から始まる祭りには、福岡県民俗文化財指定の歴史ある祭りはもちろん、人形芝居、太鼓など盛りだくさんの内容。熊野神社の祭りを再現して行われる「鬼の修正会」は大松明に火をつけて会場を回り、迫力ある様子が見られます。祭りの最後は暗闇から光と共に“女王・卑弥呼”が現れる、幻想的な演出もが用意されています。今回、同公園内に新しく文化財として設置された「登り窯」の火入れ式・窯たきも開催します。
地域の伝統継承が難しい今、筑後七国の伝統を次の世代に繋げるきっかけに、この祭りを訪れてみて。