1000年変わらない田園風景が広がる世界農業遺産の郷

田染庄(たしぶのしょう)小崎地区は、およそ1000年もの間、集落や水田の位置がほとんど変わらずに残っており、中世荘園の姿を今に伝える貴重な場所だ。今なお地域の人によって、この景観を維持・保存する努力が続けられており、平成22年(2010)には国の重要文化的景観に選定されている。
また、平成25年(2013)には、この田染荘を含む国東半島・宇佐地域が「世界農業遺産」に認定されるなど、国外からも高い評価を受けている。
ちなみに、平成28年(2016)1月に供用を開始した市役所新庁舎のエントランスには、この田染庄をモチーフにした「チームラボ」のデジタルアート作品が常設されている。