世界でも珍しい別府の間欠泉へ

間欠泉「龍巻地獄(たつまきじごく)」は、海地獄や白池地獄、血の池地獄とともに「別府の地獄」として国の名勝に指定されているほか、別府市の天然記念物にも指定されている。
「間欠泉」とは、一定の時間をおいて周期的に熱湯が噴出する温泉のこと。地中では約150度だった温泉が、龍巻地獄から噴き出す時には105度の熱水となり、さえぎる屋根や石垣がなければ50メートルほども飛び出す力があるという。噴出する間隔は30分~40分ほどで、1回の噴出は5分ほど続く。
すぐ近くには血の池地獄があるのであわせて訪れる人が多いが、龍巻地獄のほうは噴出のタイミングがあるため、最初に待ち時間を確認するといいだろう。
また、売店には別府や国東地方の商品がそろっており、龍巻農園で収穫された果物の生搾りジュースや、ミルクなどに大分産の素材を使用したジェラートなども提供されている。