
毎年11月の第1土曜・日曜に行われる「うすき竹宵」では、歴史ある街並みを2万本の竹ぼんぼりが照らし、幽玄な世界へいざないます。特に石畳の並ぶ二王座周辺は、城下町の雰囲気と竹ぼんぼりの明かりが融合し、幻想的な光景を目にすることのできるおすすめスポットです。
うすき竹宵の元になっているのは、国宝・臼杵石仏を造ったと伝えられる真名長者の伝説。長者の娘・般若姫が臼杵から都へ向かう途中、生まれたばかりの娘を臼杵に残して嵐で命を落としてしまうという悲話で、うすき竹宵では般若姫の御霊が両親と娘の待つ臼杵へ里帰りをする伝説を再現。里帰りの様子を再現した「般若姫行列」が2日間とも行われます。
また、竹宵の開催中には臼杵の各所で、ライブやお茶会、演奏会、琴演奏、生け花展示などのイベントも開催されます。