友好都市締結を記念した複製建築。上階は東アジアの歴史と現状を伝える図書館

かつて門司港と中国の大連市は国際航路で結ばれていたため、交流が盛んで、昭和54年(1979)には友好都市となった。平成7年(1995)、北九州市と大連市の友好15周年を記念して、帝政ロシアが明治時代に大連市に建てたドイツ風建築物「東清鉄道」のオフィスをそっくり複製して建築。それが、この「国際友好記念図書館」だ。
2階と3階は図書館となっており、中国を中心とする東アジア各国に関する図書1万8000点以上がそろう。また、内装と書架、蔵書などがマッチしているのにも注目してほしい。