
島原城は、松倉豊後守重政が元和4年(1618)から7年間の歳月を費やして築いた城。安土桃山時代の築城様式を取り入れた壮麗なたたずまいが特徴です。
約250年間にわたってそこで数々の物語が生まれるも、明治維新により廃城。解体され城跡だけとなりましたが、地元の人の熱意もあり昭和35年(1960)から復元が開始。現在では天守閣まで昔の面影を忠実に再現されています。
館内には郷土・民俗資料のほか、キリシタン文化や南蛮文化に関する貴重な資料も。また天守閣は展望所になっており、市内の街並みを見渡すことができます。撮影用に無料で衣装や甲冑を借りられるので、忍者や侍の装いで記念撮影も可能です。