1. サッポロファクトリー|市民馴染みのショッピングモールで感じる、札幌のビールづくりの歴史

サッポロファクトリー|市民馴染みのショッピングモールで感じる、札幌のビールづくりの歴史

【投稿日】2017年05月09日(火)| 北海道発

約160の施設が集まる大型商業複合施設として、平成5年(1993)にオープンした「サッポロファクトリー」。5つの館と「ホテルクラビーサッポロ」から成り、映画・レストラン・ファッション・アミューズメント・ペットショップなどが一堂に集まっています。



中でもレンガ館は「サッポロビール」の前身である開拓使麦酒醸造所の跡地を利用したもの。明治時代から続くビールづくりの歴史を強く感じられ、見学施設やトレードマークである“北極星”が刻まれた煙突などは観光スポットとしても人気です。



▲写真左は、明治初期に生まれた初の国産ビールを復刻した「札幌製麦酒」

今も稼働を続けるサッポロファクトリー内の「開拓醸造所」では、創業時の味を再現した「開拓使麦酒」やサッポロビール博物館でのみ味わえる「復刻札幌製麦酒」を製造しています。

これらの地ビールは、館内の「賣捌所(うりさばきじょ)」で味わうこともできますよ。



屋内庭園がある2条館と3条館を繋ぐアトリウムでは、様々なイベントを実施。例年10月の初めには「オータムビヤフェスト in サッポロファクトリー」が開催されます。

このイベントは札幌・ミュンヘン姉妹都市提携40周年を契機に始まった「ビールのまちさっぽろプロジェクト」のシンボルイベント。



会場限定のドイツビールや140年前の味を再現した「復刻札幌製麦酒」、プレッツェルやソーセージなどのドイツグルメが楽しめます。



また、例年11月初旬~12月25日のクリスマスシーズンに行われる「SAPPORO FACTORY Christmas」も大勢の人で賑わいます。

高さ約15メートルのトドマツに5万個もの電球を装飾したジャンボツリーは見応え十分。サッポロファクトリーのアトリウムでは、毎日16時から1時間ごとに約5分間、音楽に合わせた光のショータイムも行われます。下から眺めるだけでなく、2階・3階からの眺めもまた素敵。

大通エリアやJR札幌駅から徒歩で訪れるのにはやや距離があり、最寄りは地下鉄・バスセンター前駅。しかし、サッポロビールファンにはたまらない、この施設。札幌を訪れた際は足を延ばしてみるのもおすすめですよ。

■サッポロファクトリー(休業期間:2021年12月16日(木)~2023年秋~冬(予定))
【住所】北海道札幌市中央区北2条東4丁目
【交通】地下鉄「バスセンター前駅」から徒歩10分
【駐車場】あり(最初の60分無料、以降30分ごとに200円)
     ※館内での当日利用金額合計2000円以上で3時間無料
【営業時間】ショッピング10時~20時、レストラン11時~22時
     ※一部店舗により異なる
【定休日】なし
【公式サイト】https://sapporofactory.jp/

【投稿日】2017年05月09日(火)【投稿者】たびらい編集部

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