博多水炊き発祥の店。大切に受け継がれる伝統の味を堪能して

明治38年(1905)創業、博多水たき発祥という老舗中の老舗「水月」。初代・林田平三郎さんが当時の英国領・香港にて洋食と中華料理にヒントを得て考案し、旧須崎町に開業したのが始まりです。あえて支店をつくらず、一子相伝で100余年に渡って伝統の味が守られています。
使用する鶏肉は、九州産の生後数カ月の若鶏。毎日開店前から丹念に炊きあげるコンソメ風のスープは、澄んだ見た目からは想像できないほどうま味が強いです。また、ポン酢に使う橙は福岡県糸島産で、12月頃までに厳しい寒さの中で育ったものを一つ一つ手しぼりし、さらに1年熟成させてからしょうゆとあわせているそうです。