大分発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
更新:2019年12月17日
別府湾沿いにある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」。隣接する猿で有名な高崎山自然動物園とともに、大分のレジャースポットとして人気です。うみたまごの最大の魅力は他の水族館と比べて、とにかく動物と人間の距離が近いということ。ふれあいがテーマの人気アトラクションや動物たちのハイレベルなパフォーマンス、そして大迫力の大回遊水槽など見どころ満載です。
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ローカル案内役 藤田 秀樹(たびらい編集部)
福岡県出身。九州内の食べ歩きスポットを探し続ける編集スタッフ。カメラ片手に友人・知人を巻き込んで観光スポットにも出没。
大分道の別府ICから車で約30分の場所に建つうみたまご。大分の老舗水族館「うみたまご」は、大分訪問で外せないスポットのひとつで、年間の入場者数が約85万人。 トリップアドバイザーが全国の施設を対象に行った2013年度の「行ってよかった動物園&水族館ランキング」の水族館部門において、訪問者の口コミでの評価が6位に選ばれるほど、全国的にも人気の水族館で、2018年には2004年のリニューアルオープン後の通算入館者が1200万人を突破しました。 うみたまごは猿で有名な高崎山自然動物園に隣接し、別府湾沿いの自然豊かな場所にあります。1964年に創業した「大分生態水族館マリーンパレス」が、2004年に全面リニューアルされ、「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」の名で生まれ変わりました。 他の水族館と比べて、とにかく動物と人間の距離が近いのが最大の魅力。動物と触れ合う距離の近さや展示方法の工夫、照明やBGMなどにこだわり、建物の半分は屋根のない吹き抜け構造と、全国の水族館でも珍しい開放型水族館です。屋外のタッチプールやガラスのない水族館「あそびーち」など、開放型水族館の特徴を生かしたうみたまごならではの魅力にあふれています。 また、うみたまごの目玉である水量1250トンの「大回遊水槽」には、サメやエイなどの大型魚をはじめ、大分の海に生息する90種1500尾の魚たちが暮らしています。創業の「マリーンパレス」時代に、世界初の潮流式回遊水槽を実現した高い技術力は今も健在。細部まで見せ方にこだわった大水槽で、さまざまな角度から海の世界を堪能できるよう工夫がなされています。 2015年には、動物やアートと遊ぶをテーマにした屋外の「あそびーち」が誕生。入館料だけで利用できる入場無料の「あそびーち」は、ビーチに配されたアート作品で遊んだり、裸足でイルカプールに入って近寄ってきたイルカ達に触ったりと、今までにない新感覚の施設です。
普段見られない水族館の裏側を見学できる「バックヤードツアー」は,毎回大人気のアトラクションです。「staff only」と書かれた扉の先に進むと、まだ一般公開されていない魚や動物の赤ちゃんの姿が。大回遊水槽の上を歩いて魚に餌をあげたり、カワウソやペリカンに触れたり、飼育員が魚や動物の餌を準備する様子を見学したり……。 飼育の裏話や魚の特性の話が聞けるのも、「バックヤードツアー」ならではの楽しみです。冷凍庫に保管されている本物のホオジロザメにさわれることもありますよ。(期間限定) バックヤードツアーの開催は毎週土曜・日曜と祝日(1日2回)ですが、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどには毎日開催の特別期間も設けられています。 大回遊水槽での「おさかな解説」は海の生物の詳しい生態を解説付きで見学することができます。大回遊水槽には約90種類1500尾の魚たちが生息しており、その魚たちの食事や生態について詳しく解説してくれます。 その他、海とつながっているように見える壮大な「大タッチプール」も人気。屋外に3つ、屋内にひとつのタッチプールがあり、さまざまな海の生き物に触れることができます。キッズコーナーには、海の生き物をモチーフにした遊具が多数設置され、館内見学の合間に小さな子どもが体を動かすことができます。楽し過ぎて子どもがなかなか離れたがらない光景を見ることもしばしば。記念撮影にもおすすめのスポットです。 【受付場所】 入館チケット販売窓口受付 ※ただし、各回開始時間15分前からは、2階インフォメイションブースで受付。 【参加条件】 小学生以上 ※小学生のみの参加は不可(小学生1人につき保護者(高校生以上)1人の付き添いが必要) ※小学生未満の参加者についても上記同様 【所要時間の目安】 約45分 【参加料金】 中学生以上1000円/小学生500円 【定員】 各回20人まで 【開始時間】 11時~と13時~の1日2回
うみたまごでは、夏休みやクリスマス、ゴールデンウィークなどの時期に夜間営業を行っています。その名も「夜のうみたまご」。18時からの入館で料金もお得です。 昼とはまた違った雰囲気の「夜のうみたまご」。別府湾の夜景をバックにこの景色目当てに訪れるナイトリピーターも多いそうです。 夜ならではのアトラクションも登場する夜のうみたまご。ライトを浴びて夜空に舞うイルカのジャンプや、トレーナーとの息の合ったダンスなど、昼とは違うパフォーマンスを披露してくれます。18時から30分程度、あそびーちにペンギンや亀、ペリカンなど、いろいろな仲間たちが遊びにくるので、子どももしっかり楽しめますよ。 大回遊水槽では、夜のダイバーショーを開催。ダイバーが潜水して、大きなホシエイに餌付けしたり、ダイバーの手から直接エサを食べたりする姿を見ることができます。(ただし、毎日開催されてはいないので、必ず、事前にスケジュールを確認してください。) 館内もライトアップされ、より神秘的な雰囲気に。うみたまホールや水槽をゆらゆらと泳ぐ熱帯魚たちが、癒しを与えてくれる夜のうみたまご。別府の夜景とともに、スペシャルで楽しい時間が過ごせますよ。 【夜のうみたまご】 ・期間…ゴールデンウィーク、夏休み、クリスマスなど ⇒詳細はこちら ・営業時間…18時~21時 ・料金…大人1900円、小・中学生900円、幼児600円
個性豊かな海の動物たちが集ううみたまご。一番人気のセイウチのミーちゃんに会いたいなら午前中がおすすめ。うみたまパフォーマンスで触れ合うことができます。優雅に水中を泳ぎ回る2種類の大きなエイも見逃せません。 また、テレビ番組などでたびたび紹介された“奇跡のイルカ”のハルカもファンが多い人気者。瀕死の状態でうみたまごに保護され、最初は弱り切ってプールに浮かぶこともできなかった野生のハセイルカが、今では芸を覚えるまでに回復し、元気に泳ぎ回っています。世界中の暖かい海域に生息するハセイルカの個体数は多いが、神経質な性格のため飼育が難しく、その生態はいまだ謎が多いとか。 野生ハセイルカの赤ちゃん飼育は世界初。人が大好きなハセイルカのハルカは触ってもらうのも大好きで、あそびーちでは砂浜に入ると近くに近寄ってきてくれます。飼育員に甘えるかわいらしいハルカの姿をたっぷりと楽しんで下さい。 セイウチショーやイルカショーなど、人気の動物ショーもうみたまごで欠かせない魅力のひとつです。 ボールを乗せたり、パフォーマンス後にセイウチに触ったりもできるうみたまパフォーマンスは10時、13時、15時の1日3回、水を飛ばしたり、輪っかをかけたりする姿が可愛いイルカのパフォーマンスは11時と14時の1日に2回、水槽内でのダイバーによる餌付けの様子を眺められるサンゴ大水槽での水中散歩は、12時と13時半からの1日に2回、約90種類1500尾の豊後水道に生息する魚たちが悠然と泳ぐ大回遊水槽のおさかな解説と9時半と15時半からの1日2回。 見応えのあるショーも色々とありますので、計画的に回って、見逃さないようにしてくださいね。
海の生き物たちとの触れ合いや体験の思い出を作った後、最後のお楽しみと言えば…「お土産選び」。うみたまごには2つのオープンショップがあり、かわいくてユニークなオリジナル商品が販売されています。うみたまごならではのラインナップからスタッフおすすめ土産を聞いてみました。 「うきわカワウソ(1944円/税込)」。浮き輪をつけた愛らしい表情がたまらなくかわいいと、子どもだけでなく女性にも大人気。触り心地も抜群。もうひとつの売れ筋商品と言えば、その名もズバリ! 「うみたまご(1080円/税込)」。しっとりとした黄身あん・小豆あんをホワイトチョコで包んだタマゴ型の見た目にもかわいい焼き菓子となっています。そのほか、うみたまごで出会ったセイウチ・イルカ・ペンギンなどの人気者たちのキャラクターグッズがズラリ勢ぞろい。ぬいぐるみからお菓子まで心躍る土産物がたくさんありますよ。 また水族館グッズだけでなく、大分の地酒や特産品なども数多く取りそろえています。大分旅行・別府旅行の土産総合ショップとして、「自分で楽しむお土産」や「あげて喜ばれるお土産」が見つかりますよ。 楽天EdyやWAONなどの電子マネーを使用することもできますので、電子マネーを活用して、賢く買い物をしましょう。うみたまご入館者だけではなく一般の人も利用できるので、気軽に寄ってみてはいかがですか。 InstagramやFacebook、Twitter、LINEといったソーシャルメディアを活用して、施設の詳細情報や基本情報、人気動物の情報、かわいい動物の写真を発信しているのも特徴です。また、施設内は、docomo WiFiの無料スポットでもありますので、自分の口コミや体験記を投稿したり、うみたまごの投稿写真を見たり、周辺のスポット情報やチケット情報を調べたりする際にも便利。 別府の中心部にも車で約10分という近さ。重厚なたたずまいを見せる共同浴場の「竹瓦温泉」で温泉に浸かったり、とり天や冷麺などの郷土料理を大分観光ランチにいただいたり、現存する日本最古のアーケードである「竹瓦小路アーケード」を散策したり、人気の温泉スポット大分ならではの時間を過ごせます。また、別府市内や大分市内からバスでうみたごとと高崎山に行き、両スポットを見学する方は、うみたまご入場券と高崎山入園券、大分交通バス往復券がセットになったお得な「モンキー・マリーンチケット」がおすすめです。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 【住所】 大分県大分市高崎山下海岸 【問い合わせ(TEL)】 097-534-1010 【営業時間】 9時~18時 ※夜間営業期間は21時まで営業 【休館日】 なし ※メンテナンス休館あり 【入館料】 大人(高校生以上)2200円/子ども(小・中学生)1100円/幼児(4歳以上)700円 ※夜間割引、団体割引(15名以上)あり ※ナイトチケット大人1900円/子ども900円/幼児600円 ※うみたまご年間パスポート「うみたまPASS」大人4800円/子ども2400円/幼児1600円
車(レンタカー)で
JR大分駅から国道10号線を進み別府方面へ約20分。JR別府駅から国道10号線を進み大分方面へ約10分。 福岡方面より九州自動車道鳥栖ジャンクションより大分自動車道へ→別府IC→県道52号線→国道10号線を大分方面へ(約2時間)。
電車で
JR大分駅からJR別府駅下車、大分交通バス大分駅行き「別府駅前」乗車、約15分で高崎山自然動物園前下車。 JR博多駅からJR別府駅下車(特急利用で約2時間)、大分交通バス大分駅行き「別府駅前」乗車、約15分で高崎山自然動物園前下車。
駐車場はありますか?
約800台の大駐車場を完備。普通自動車(軽自動車) 410円、 大型バス1030円、二輪車無料。
夜間営業期間はいつですか? また、夜間入場割引はありますか?
ゴールデンウィークや夏休み、クリスマス、正月などに設定されています。また、夜間営業期間には18時以降から適用される夜間入場割引もあります。詳細な日程は公式サイトで確認を。
授乳室や多目的トイレは設置されていますか?
館内に多目的トイレが7カ所、授乳室は3カ所あります。
ベビーカーや車いすの貸し出しはありますか?
館内専用のベビーカーは、1台につき1回200円で貸し出しOKです。車いすは無料で貸し出しOKです。(台数に限りあるので、必要な場合には事前の連絡を)
バックヤードツアーの事前予約はできますか?
事前予約は不可につき、当日にチケット窓口での申し込みが必要です。
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