富士山を望むレジャースポット 朝霧高原
富士山西麓は雄大な富士の姿を満喫できるエリア。朝霧高原は、遮るもののない草原の向こうに富士がそびえ、放牧牛の牧歌的な風景が広がる。
![霧が発生する季節は幻想的な富士が見られる 霧が発生する季節は幻想的な富士が見られる]()
富士山の西麓に広がる静岡県富士宮市の朝霧高原は、富士を望む大平原に、ハイキングコースや観光牧場、富士養鱒場(釣り堀)、ドッグラン、パラグライダー体験施設、ゴルフ場などが点在するレジャースポット。標高700~1000メートルにあり、夏は涼を求める観光客も多く訪れる。名前の通り、5月から8月にかけての朝夕は霧が発生しやすく、幻想的な富士の姿が見られる。高原西部には、ダイヤモンド富士の名所として名高い田貫湖が広がる。
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“ダブルダイヤモンド富士”のビュースポット、田貫湖
![光り輝くダイヤモンド富士を映す 光り輝くダイヤモンド富士を映す]()
朝霧高原の西部にある田貫湖は、富士山の全景を真東に望む絶好のビューポイント。湖水に映る逆さ富士は神秘的なたたずまいを見せる。富士山を背景に、春はサクラやツツジ、秋は紅葉が湖畔を彩り、四季折々の風景を眺めようと観光客が訪れる。
田貫湖は、富士山頂から朝日が昇るダイヤモンド富士がきれいに鑑賞できる場所でもある。4月20日前後と8月20日前後の約1週間が見ごろで、時間は午前6時前後。朝日に光り輝く富士山が湖水に映る姿は“ダブルダイヤモンド富士”ともよばれ、格別な美しさだ。多くの見物客とカメラマンが集まる。
田貫湖畔ではキャンプやボート遊びなどが楽しめ、1年を通じてさまざまな野鳥を観察できる。湖の北側にある小田貫(こだぬき)湿原には、大小125あまりの池が点在する。蝶やトンボ、春のレンゲツツジや初夏のノハナショウブなどを観察しながらの散策もおすすめだ。
動物とのふれあい体験や、新鮮な高原スイーツを楽しむ
![富士ミルクランドでヤギとお散歩 富士ミルクランドの自家製ジェラートは子供たちに大人気]()
酪農が盛んな朝霧高原では、春から秋の間は乳牛が放牧される。富士山を背景にのんびりと草を食む牛たちの姿は最も朝霧高原らしい風景。見ているだけでリラックスした気分になれる。
観光牧場も2軒あり、動物とのふれあい体験や、牧場ならではの味が楽しめる。「富士ミルクランド」では、牛の乳搾り、ヤギやウサギのえさやり、乗馬などの体験が家族連れに人気。ジェラート工房のジェラートは新鮮な牛乳を使った自家製で、口の中でふわっと溶け、やさしい甘さが広がる。一番人気のあさぎりミルクのほか、季節ごとの味もある。地元農家でとれたての新鮮野菜、自家製チーズやヨーグルト、スイーツなどもお土産におすすめだ。敷地内にある富士朝霧高原ロッジは眺め抜群の宿泊施設。ペットと一緒に宿泊できる部屋もある。