
平成28年(2016)7月13日(水)~7月15日(金)の期間、甘木市の須賀神社で「甘木祇園山笠(あまぎぎおんやまがさ)」が行われる。
約300年の伝統を持つこの祇園祭は、慶長から江戸初期にかけて始まったもの。疫病が流行した際に、みこしを造って御神体をうつし、町中を練り回したことが始まりとされる。現在は夏祭りの一環として行われている。
祭りは7月1日のお汐井取りに始まり、10日からは境内に高さ10メートル余りの飾り山が公開される。13日の14時30分から子どもの樽みこしが町中を練り歩き、15日の14時からは「追い山」が行われ、町中を威勢良くひき回される。特に高さ3メートルの2台のひき山笠の姿は圧巻で、この祭りの見どころとなっている。