長崎旅行 10月のおすすめ情報

旬のもの

九十九島(くじゅうくしま)カキ
九十九島パールシーリゾートで開催される「九十九島かき食うカキ祭り」

九十九島カキは、やや小さめながら濃厚な味わいが特徴。その理由は、九十九島の入り組んだ海岸線や、海のすぐそばまで山が迫っている地形により植物性プランクトンが豊富に育まれ、その養分をたっぷり吸収しているから。旬の10~3月には、海沿いのカキ焼き小屋が大盛況。
さらに11月と2月の土日祝には、九十九島パールシーリゾートにてカキ焼きイベント「九十九島かき食うカキ祭り」が開催される。会場には400もの炭焼き台が並び、プリプリの九十九島カキが堪能できる。

唐比レンコン

出荷量が少なく希少な「森山の唐比レンコン」。泥炭質の土壌と鉄分を多く含む地質の作用からか、真っ白い肌と食べた時に納豆のように糸を引く特徴があり、シャキシャキではなくホクホクした食感が人気。「肥前風土記」にも記述があり、1000年以上前から作られていたとされる。煮物、天ぷらなど、さまざまな調理に向く。長崎県が「ながさきの伝統野菜」に認定している。

長与温州ミカン

長与町は、大村湾に面した温暖な気候に恵まれたミカン産地。柔らかく多液でコクがあるのが特徴。さらに高糖度で、ビタミンCが豊富だ。約500年前に温州ミカンが中国から鹿児島に伝わり、長崎では天明年間に西彼杵郡で栽培が始まったとされる。
「長崎味ロマン」「ことのうみみかん」の名で、東日本などへ出荷され、また海外へも輸出されている。

たびらいセレクション

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