ニュース
お得なパッケージツアーやアクティビティ、イベント情報、新発売の商品など、現地編集部が独自の視点で取材したニュースを毎日配信しています。
江別の魅力を発信する商業施設「EBRI」が江別市にグランドオープン!
【投稿日】2016年03月23日(水)| 北海道発

札幌市の東に隣接し、「赤レンガのまち」として知られる江別市に、平成28年(2016)3月25日(金)、新しい商業施設「EBRI(エブリ)」がグランドオープンする。
江別市は、明治24年(1891)にレンガの生産が始まって以来、120年以上もの窯業(ようぎょう)の歴史を持つ。「EBRI」は、江別市の産業遺産である「旧ヒダ工場」をリノベーションしたもの。築65年の旧ヒダ工場は、土管や陶管などを生産してきた工場の跡地であり、建物の構造にレンガが使用されている。レンガの煙突や壁は趣深く、JR線の車窓からも見えることから、“江別らしい建物”として市民に愛されてきた。施設の名称である「EBRI」とは、「江別(Ebetsu)」と「レンガ(Brick)」を合わせた造語だ。
テナントには、飲食店や雑貨店、セレクトショップ、旬の食材が並ぶ市場など、江別市の魅力を伝える個性豊かな7店舗が揃う。特に注目したいのは、2店舗に設置されたレンガの窯だ。1機は、レストラン「イルマットーネ アルル」に設置。ここでは、大きな薪窯(まきがま)で焼きあげたパンやピッツァ、地元江別小麦を使ったスイーツなどのイタリア料理が味わえる。残る1店は、新規開業のさつまいも専門店、「BRICK HUT」。石窯で焼き上げた自慢のスイートポテトをはじめ、焼きいも、フレンチフライ、ソフトクリームなど、豊かなさつまいものバリエーションが楽しめる。
グランドオープンは25日(金)だが、テナントのひとつ「江別アンテナショップGET’S」は、昨年(2015)12月より先行オープンしている。江別市と、姉妹都市であるアメリカ・オレゴン州のグレシャム市、友好都市である土佐市と合わせ、3都市の特産品と情報が得られるユニークな店舗だ。
江別市の古き良き、そして新しい魅力を感じるべく、訪れてみてはいかがだろうか。