▲宗谷岬 札幌から稚内までは高速道路を使えば、休憩時間を除いて約5時間15分ほど。国道12号などを使い札幌ＩＣから道央道道央道に入り、深川西ＩＣから深川留萌道を経由して終点の留萌大和田ＩＣで降りる。留萌から232号に入り北上、天塩から幌延を経由し、幌富バイパス、豊富バイパス、国道40号で稚内へ到着する。距離は約340キロあるが、そのうち半分以上は一般道しかない。 一般道を使う場合、275号、233号を経由し、留萌からは高速道路利用時と同じルートを通る。距離は約315キロ、休憩含まず約6時間10分。 232号線は通称オロロンラインと呼ばれ、約110キロにわたって日本海に沿って走る区間となり、沖合いには天売島や焼尻島、利尻島の姿を眺められる。利尻島は通称利尻富士と呼ばれる山からなる島で、富士山が海から突き出たようにも見える姿は圧巻だ。 天塩からは、幌延を経由せず日本海側をさらに進み稚内に入る道道106号経由もおすすめだ。30分～1時間ほど余計に時間かかるが、荒涼としたサロベツ原野を右手に、左手に迫力ある利尻富士の姿を間近に眺めながら走行できる。 宗谷岬へは稚内からさらに約30キロ30分。 風雪が強い地域を通過するため、冬の所要時間は夏の1.5倍以上見ておきたい。 【新千歳空港⇔稚内】 ＜距離＞＝約315キロ（高速利用の場合は340キロ） ＜所要時間＞＝一般道利用の場合は約6時間10分 高速利用（千歳ＩＣ～留萌大和田ＩＣ）の場合は約5時間15分 ＜高速料金＞＝道央道札幌ＩＣ～深川西ＩＣまで普通車2800円（深川西ＩＣ～留萌大和田ＩＣ間は無料） 【メモ】 ＜オロロンライン＞ 石狩市か天塩町までの国道231号、国道232号の愛称。留萌以北の国道232号は浜沿いを走るルートで、小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、遠別町を経て天塩町に至る。 ＜利尻富士＞ 利尻島に位置する単独峰で標高1721メートル。正式名所は利尻山といい、日本百名山にも選ばれている。訪れるには稚内からフェリーを利用するか、札幌丘珠空港から飛行機を利用。 ＜サロベツ原野＞ 豊富町と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原で、サロベツ原生花園とも呼ばれ、ラムサール条約にも登録されている。 札幌駅の格安レンタカーを比較・予約！どこよりも最安値でご提供【たびらい北海道レンタカー予約】