
大正12年(1923)創業の、福岡を代表する老舗和菓子店。博多座の目の前にある本店では、和菓子の購入はもちろん、食事や喫茶も楽しめることから観劇後に訪れる方も多いスポット。

通りに面した鮮やかな5色の暖簾をくぐると、店内は右側が和菓子を販売する菓舗、左側が茶舗となっています。こちらの茶舗で人気なのが、コロンとしたかわいい鈴の最中の皮がのった「すずのパフェ」。フルーツの上にある自家製アイスはバニラ、抹茶、キャラメル、黒ごまの中から3つが選べます。水羊羹(ようかん)も入っているため、和菓子好きにはたまらないパフェ。

菓舗では、定番の人気商品の詰め合わせなど、手土産にぴったりな和菓子が並んでいます。人気商品の鈴乃最中(すずのもなか)は、新潟県産「こがねもち」でこしらえた最中皮に、十勝産の風味豊かな餡(あん)を入れたもの。また、草月(そうげつ)は、もち米をあわせたしっとりとした皮と、小倉餡の取り合わせが絶妙です。ここぞというときの手土産に重宝される品が豊富に並んでいます。