
九州自動車道「八女インターチェンジ」から車で20分。ゆるやかな傾斜の丘陵地はるか一面に広がる茶畑が「八女中央大茶園」。八女市は「色・味・香りよし」の銘茶の産地として全国に知られており、少し国道から外れると点々と茶畑を望むことができます。
約70ヘクタールの大茶園は、一般の人が見ることができる共同茶園。昭和44年(1969)から昭和48年(1973)にかけて「県営パイロット事業」として、103ヘクタールの山林を開発して作られた茶畑で、雄大な景色が広く知られるようになりました。

頂上の展望所から見下ろす緑の茶畑は圧巻。小高い山の丘陵は見渡す限り緑のじゅうたんが敷き詰められたような美しさ。晴れた日には有明海や島原半島まで望める絶好の撮影スポットです。
5月の新茶時期は、茶摘みの様子を見ることができ、茶園入口近くの姫道会館では、生産者による無料のお茶の接待も。バスツアーで訪れるほどの人気スポットです。