
平成29年(2017)8月、天神ロフト前にオープン。ターコイズブルーがひときわ目を引く、カフェ・バーの「テラス&ミコー」。開店直後からすぐに満席になるほどの人気店です。
店主は、ロンドン、パリ、ドバイ、モナコなどミシュランの星付き店で修業したシェフの久保田鎌介さん。春吉に店を構えており、「屋台でも質を落とさず提供したい」(久保田さん)と、手のこんだ多国籍料理を振る舞います。

一番のウリは、スタンディングでも楽しめること。9席の座席のほか、3人が楽しめるスタンディングスペースを確保。博多屋台では唯一の試みです。ドリンクは味はもちろんのこと、見た目も華やか。コーディアル(550円/税込)は、季節の果物(自家製シロップ漬け)を使用。甘夏やメロン、秋はイチジクをワインや炭酸で割って提供しています。

ひと手間かかったこだわりの料理を味わうなら、まずは串焼きのオーダーを。タンドリーチキン(350円/税込)、マダイとトマトとズッキーニ(250円/税込)、マッシュルーム(250円/税込)の3種があり、チキンは軟らかいながらもエスニック風味とうま味を堪能できる一品です。地産地消を心掛け、鶏肉は九州産の華味鳥(はなみどり)で野菜は福岡県・糸島産。仕上げのソースは、こだわりのものばかり。
女性客が大半を占め、早い時間から混み合うので、混雑時はスタンディングで飲みながら待つのも◎。フードやドリンクがきたら、写真撮影を忘れずに。フォトジェニックな1枚が撮影できますよ。