
2019年11月23日(土)~11月30日(土)までの8日間、飯塚市で「麻生大浦荘紅葉特別公開」が行われます。
「大浦荘」は筑豊御三家のひとつに数えられた麻生家の初代、太吉の長男、太右衛門の住宅として建築された麻生一族の住宅のひとつ。邸宅は大正末期に建てられたといわれており、現在は麻生グループの迎賓館として利用されています。数寄を凝らした和風入母屋書院造りはとても美しいです。
普段は非公開となっていますが、麻生家の持つ文化財を通じて明治・大正期の代表的な大邸宅の建築に触れる機会を設け、地元との交流をより深めたいと毎年紅葉のシーズンとひな祭りの時期だけ一般公開されています。
邸宅から眺める風景は、芝生を貼り巡らせた庭園に赤や黄色に色づいた木々が美しく映え、麻生家の歴史と伝統を感じさせます。この日本庭園を見たいと、毎年遠方からもたくさんの観光客が訪れています。