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奄美大島

奄美大島
世界遺産級の魅力を現地編集部が徹底ガイド

更新:2019年12月24日

奄美の魅力をより体感するなら、世界遺産クラスの大自然の中で、体験ツアーに参加するのが一番です。山、海や川、そして昼間だけではなく、夜も自然を満喫できておすすめです。

[たびらいセレクション]

奄美大島の原生林
金作原ジャングルを探検

ヒカゲヘゴ
日本最大のシダ植物・ヒカゲヘゴが生い茂っています。なかには全長10メートル級に成長している木も。今にも恐竜が出てきそうなジャングル探検。
ヒカゲヘゴの新芽
亜熱帯ジャングルならではのぜんまい状のヒカゲヘゴの新芽。
丸まっている状態から、扇状に葉を広げていきます。
クワズイモ
観葉植物として見かけるクワズイモも金作原では巨大サイズ。トトロの傘のような大きさ。
どんぐりの実
足下に目を向けると小さなどんぐり(椎の実)。
耳を澄ませば、鹿児島県の県鳥で奄美の固有種のルリカケスなど、
野鳥の鳴き声が聞こえてきますよ。
サクラツツジ
金作原では季節の花々も。
写真はツツジの仲間でサクラツツジ。
開花は1月から3月初旬まで。
オキナワウラジロガシ
金作原ツアーのクライマックスは、樹齢200年のオキナワウラジロガシ。大きな板根で、どんぐりの実も日本一の大きさ。何もかもがケタ違いのスケールです。
奄美の山は、通称「ブロッコリーの森」と呼ばれています。亜熱帯性の照葉樹・イタジイなど木の上にしか葉っぱがついていないので、山全体を遠くから眺めるとブロッコリーのように見えます。また見栄えだけでなく、木の上の葉っぱが傘のようにかぶっているので、地面は乾燥しにくく、豊かな森を育んでいます。そんな奄美の森で象徴的なエリアが「金作原」。金作原とは、奄美市名瀬地区の原生林の総称で、手つかずの大自然が残っていますよ。

「金作原の探検ツアー」

【ツアー実施時間】9時~正午、13時30分~16時30分
【休み】不定休
【場所】鹿児島県奄美市名瀬幸町19-5
【料金】大人3250円(平成30年4月から3500円)
【問い合わせ(TEL)】0997-54-4991(観光ネットワーク奄美)
【公式サイト】http://www.amami.com/tour/tour-kinsaku

[たびらいセレクション]

カヌー

海と川を一度に楽しめる
奄美大島のマングローブへ

玄関
奄美群島国立公園にある「黒潮の森マングローブパーク」。展示室のシアターで奄美の自然や動植物の映像観賞ができます。
マングローブ遠景
奄美群島国立公園の住用(すみよう)川と役勝(やくがち)川の河口部にあるマングローブ林。カヤックを漕いで観光できるカヌー体験が人気です。
カヌー
住用川河口のマングローブ原生林には、主にオヒルギやメヒルギが生えています。
満潮時にカヤックで奥のほうへに進むと、マングローブのトンネルが心地いい~。
川のトンネル
住用川や役勝川に生息する希少なリュウキュウアユ。
公園内の「川のトンネル」や、
施設内の「ジオラマ水槽」で観察。
リュウキュウアユ
沖縄では絶滅してしまったリュウキュウアユ。その姿を実際に目にできる貴重な機会です。
マングローブは1日の中でも、潮の満ち引きによって景色が変化していきます。干潮時にはカニなど干潟の生き物が観察でき、満潮時にはカヌーでマングローブの奥へ。季節や天候によって景色が変わり、訪れる度に新しい発見も。マングローブパークの展望台からは、日本では西表島に次ぐ大きさを体感できます。

■マングローブカヌー

【営業時間】9時30分~18時
【ツアー実施時間】10時、11時30分、13時30分、14時30分、16時
【休日】元旦のみ
【場所】鹿児島県奄美市住用町石原478番地
【カヌー料金】大人2000円※入園料込み
【問い合わせ(TEL)】0997-56-3355(黒潮の森マングローブパーク)
【公式サイト】http://www.mangrovepark.com/
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[たびらいセレクション]

アマミノクロウサギ

奄美大島でナイトツアー
アマミノクロウサギ求めて

標識
絶滅危惧種のアマミノクロウサギ。マングースや野良猫に捕食されたり、車にひかれる事故が増えており、アマミノクロウサギはどんどん希少性が増しています。
夜間の通り
アマミノクロウサギは夜行性。
夜間は毒蛇のハブなどが足元だけでなく
木にぶら下がっていることもあるので注意して。
リュウキュウコノハズク
ツアー途中、目の前を何かが横切っていきました。それはリュウキュウコノハズク。奄美の森に住むフクロウです。(アマミノクロウサギとリュウキュウコノハズクの写真提供=観光ネットワーク奄美)
夜間の生物
春から秋にかけて野生生物は活発に。
真冬の時期も、巡り合うことができますよ。
(写真中央にアマミノクロウサギ)
特別天然記念物アマミノクロウサギや、アマミイシカワガエルは、奄美大島の固有種で夜行性です。そのほかの夜行性の動物には、フクロウのリュウキュウコノハズクや、アマミヤマシギなどもいて、ナイトツアーには野生生物と遭遇できるチャンスが。夜間で姿が見えにくい場合でも、耳を澄ませば小動物たちの鳴き声が聞こえてきます。繁殖期のアマミイシカワガエルは、ヒューヒューヒューと鳴き、まるで鳥のよう。非日常体験に五感を研ぎ澄ませてみて。

■夜の野生生物観察ツアー

【ツアー実施時間】日没から3時間
【休み】不定休
【場所】鹿児島県奄美市名瀬幸町19-5
【料金】6500円(※平成30年4月から7000円)
【問い合わせ(TEL)】0997-54-4991(観光ネットワーク奄美)
【公式サイト】http://www.amami.com/tour/yoruno
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記事・写真/桑村ヒロシ

[たびらいセレクション]

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