
別府や湯布院と並ぶ豊後三大温泉のひとつである天ヶ瀬温泉では、平成30年(2018)3月から、川湯に入浴可能な「湯あみ着」のレンタルが、温泉旅館で開始されました。温泉旅館組合に加盟している15施設のうち10軒でレンタル可能です。
天ヶ瀬温泉は、およそ1300年前に開湯され、玖珠川の両岸に多くの旅館やホテルが建ち並んでいます。玖珠川の河川敷にある5つの共同露天風呂は、天ヶ瀬温泉の名物。「湯あみ着」を着用して入浴可能な川湯は、神田湯(じんでんゆ)と薬師湯(やくしゆ)の2カ所で、バスタオルを巻いて、または水着での入浴も可能です。
しかし、混浴であることから、これまでのアンケート調査でも「入ってみたいけど勇気がない」などの女性の声が寄せられていました。湯あみ着を購入するよりも、気軽に、そして身近に川湯を楽しみたい、という意見も多かったため、3月中旬から湯あみ着のレンタルがスタート。
旅館によって、宿泊客には無料、日帰り入浴の場合は300円からなど、貸出料が異なりますので、事前に確認が必要です。