1. 世界遺産登録決定! 長崎と天草の「潜伏キリシタン」

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世界遺産登録決定! 長崎と天草の「潜伏キリシタン」

【投稿日】2018年06月30日(土)| 長崎発

日本で最初に殉教した日本二十六聖人たちに捧げられた大浦天主堂

平成30年(2018)6月30日(土)、バーレーンの首都マナマで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第42回世界遺産委員会は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)を世界文化遺産への登録を決めました。

▲崎津教会は尖塔の上に十字架を掲げた重厚なゴシック様式

▲教会が建つのは漁港一帯で、崎津教会は「海の天主堂」とも

今回の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録で、文化遺産登録は昨年7月の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)に続き18件目。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、長崎県の11と、熊本県のひとつで構成。現存する国内最古の教会で、グラバー園にほど近い国宝の大浦天主堂(長崎市)や、キリスト教と神道が交錯する天草の崎津(さきつ)集落(熊本県天草市)などが含まれています。

長崎県の11には、長崎市のほか、南島原市や佐世保市、五島市、平戸市、南松浦郡新上五島町、北松浦郡小値賀町と広範囲にわたるのが特徴です。

16世紀、キリスト教が大航海時代を背景に、日本へも伝来。江戸幕府による禁教政策の中で「潜伏キリシタン」が密かにキリスト教への信仰を継続。長崎と天草地方の各地で、厳しい生活条件の下,独特の文化的伝統を育んだことを物語る貴重な証拠となっています。

▲頭ヶ島の「頭ヶ島天主堂」の内部

【長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産】
・原城跡(長崎県南島原市)
・平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)(長崎県平戸市)
・平戸の聖地と集落(中江ノ島)(長崎県平戸市)
天草の﨑津集落(熊本県天草市)
・外海の出津集落(長崎県長崎市)
・外海の大野集落(長崎県長崎市)
・黒島の集落(長崎県佐世保市)
・野崎島の集落跡(長崎県北松浦郡小値賀町)
頭ヶ島(かしらがしま)の集落(長崎県南松浦郡新上五島町)
・久賀島の集落(長崎県五島市)
・奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)(長崎県五島市)
・大浦天主堂(長崎県長崎市)


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